ILAS Seminar :Culture and Society in Southeast Asia
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | Mainly 1st year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese and English | Day/Period | Thu.5 | |
Instructor name | KITAMURA YUMI (Kyoto University Library Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
東南アジアの国々に対して、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?皆さんの持っているイメージは、どのような情報に基づいて形成されたものでしょうか。東南アジアの国々は、第二次世界大戦後、植民地支配からの独立、権威主義体制、民主化など大きな政治的変化を経てきました。その間、それぞれの国の社会や文化もさまざまな形で変化しつづけています。 一方、日本社会も少子高齢化時代を迎え、急速に変化しつつあります。そのような中、東南アジアの人々や国々との関係も、留学、就職、結婚など相互の人の移動を伴うより深い関係に発展しつつあります。 本ゼミでは、東南アジアに関する基礎知識を共有した後、宗教や文化に関する読解やディスカッションを通して。東南アジア各国への理解を深めることを目的としています。 |
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Course Goals |
・東南アジアの文化と社会に関する基礎知識の習得。 ・文献収集の基礎。 ・自らの意見を伝えられる能力。 |
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Schedule and Contents |
授業は文献の読解とディスカッションが中心となります。 第1回 オリエンテーション 第2回~第5回 東南アジアに関する基礎知識の共有 (古田元夫(2021)『東南アジア史10講』岩波新書の輪読を予定しています) 第6回~第12回 東南アジアに関するテーマをいくつかを選び、テキストの読解とディスカッションを行います。以下のようなテーマを考えています。 ・宗教 ・性的マイノリティ ・華僑・華人 ・ナショナリズム ・国際移動 ・食の安全 第13回・第14回 自由発表 第15回 総括 |
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Evaluation Methods and Policy |
・文献のまとめと発表(60%) ・授業時の積極的な発言(10%) ・期末発表(30%) |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
前半は主に文献の読解と、文献内容の発表準備が必要。 後半は、個別テーマに基づく文献調査と、発表準備を行う。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 東南アジア史10講』, 古田元夫, (岩波書店, 2021) |