Practice at museum

Numbering Code U-LAS52 10007 PJ22 Year/Term 2022 ・ Intensive, First semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year 3rd year undergraduates or above Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Intensive
One day from July to August and August 29 to September 1
Instructor name IWASAKI NAOKO (The Kyoto University Museum Professor)
NAGAMASU HIDETOSHI (The Kyoto University Museum Professor)
SHIOSE TAKAYUKI (The Kyoto University Museum Associate Professor)
KAKUTANI TAKEHIKO (The Kyoto University Museum Assistant Professor)
Takenouchi, Atsushi (The Kyoto University Museum Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 博物館の現場で実際に館の活動を経験することで、博物館の理念や設置目的、業務についての理解を深めるとともに、博物館資料の取り扱いや社会教育活動の一端を担うことにより、学芸員としての責任感や社会意識を身につける。
実習は、総合博物館に所属する教員がリレー方式で担当し、標本の整理や管理、展示等、総合博物館で日常行われている活動を経験する。
なお、「博物館実習(文化史)」・「博物館実習(自然史)」のいずれか2単位と、「博物館実習(館園実務)」(1単位)を履修しなければ、学芸員資格を取得することはできない。
Course Goals 実習で体験する一つ一つの実務は館の活動全体のごく一部であり断片的に過ぎないが、実習を通じて、それらが有機的に関係し、博物館活動が成り立っていること、また、バックヤードでの研究や館蔵品の管理が博物館活動の基礎となることを理解できるようになる。
Schedule and Contents 館園実習には以下の2通りの履修方法がある。

Ⅰ 総合博物館における実習
1 事前指導 5月16日(月)午後6時30分から、総合博物館本館講演室にて実施
館園実習の目的や概要について指導する。

2 実習
・全5日間開講。

・7月から8月にかけて、館の活動スケジュールに従い、社会教育活動(竹之内)の受講日を、受講者ごとに1日設定する。詳細については、事前指導で説明する。

・8月29日(月)~9月1日(木)の4日間に、下記の実習を集中的におこなう。実習はすべて10時から4時半まで京都大学総合博物館で行う。各実習日に行われる実習内容の詳細は以下のとおり。
① 標本の管理(永益)
② 展示 (岩崎)
③ 広報・情報発信(塩瀬)
④ データベースの作成とインターネット公開(角谷)

実習日ごとに、実習内容・感想をレポートにまとめること。書式は事前指導において指定する。

3 事後指導 9月2日(金)に総合博物館本館3階講演室にて実施
実習日に作成したレポートをもとに、各自の実習内容について報告し、レポートを提出する。 報告の時間帯は、実習初日に連絡する。


Ⅱ 学外の博物館等での実習
1 事前指導 5月16日(月)午後6時30分から、総合博物館本館3階講演室にて実施
学外での実習を希望する者は、実習先の博物館等施設において、どのような内容の実習が行われるのかを、事前によく調査の上、資料を提示して具体的に報告すること。
報告内容に基づき、実習として認めるかどうかを審査した上で、1週間後にその結果を授業連絡メールにて通知する。内容によって、実習として認めない場合もある。

2 各自希望する博物館等施設において実習
実習の受講日数は、最少5日間とする。
実習日ごとに、実習内容・感想をレポートにまとめること。書式は事前指導において指定する。
受け入れ施設より、実習修了の認定証を受領する。

3 事後指導 9月2日(金)に総合博物館本館3階講演室にて実施
実習日に作成したレポートをもとに、各自の実習内容について報告し、レポートと実習修了の認定証を提出する。報告の時間帯は、8月30日に授業メールにて連絡する。
Evaluation Methods and Policy レポート50%/平常点(実習への参加状況、標本の扱い方等)50%。
成績割合の評価についての詳細は、事前指導において説明する。

実習の欠席・遅刻は原則として認めないので、留意すること。
Course Requirements 3回生以上。
文部科学省により、博物館実習は大学における学芸員養成教育の最終段階における科目に位置づけられ、その中でも、館園実習では、学内実習で学んだ内容を現場で経験することを求められている。そのため、学内実習として全学共通科目で開講される「博物館実習(文化史)」・「博物館実習(自然史)」のいずれか2単位を事前に履修済みであることを要件とする。なお、学内実習は必ずしも前年度の履修を要件とするものではなく、本年度前期開講の履修であれば、要件をみたすものとみなす。

本授業の単位は増加単位となり,卒業に必要な単位にはならない。
Study outside of Class (preparation and review) 実習前に、博物館が実際にどのような活動をしているのかについて、知見を深めておくこと。
実習日ごとに、実習内容を振り返り、当初のイメージと実際との相違、問題点等の整理を行い、博物館活動に対する理解を深めること。
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A certificate-bearing course that includes practical classes related to the certificate.
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