Museum Exhibition: Design and Communication

Numbering Code U-LAS52 10002 LJ22 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 2nd year students or above Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name SHIOSE TAKAYUKI (The Kyoto University Museum Associate Professor)
MOTOKI TAMAKI (Institute for Information Management and Communication Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 博物館における展示機能について,具体的な展示手法の習得を通じて,その意義と使命の理解を目指す.とくに展示デザインだけでなく,展示評価についても体系的に紹介することにより,生涯学習拠点の一つとして期待される博物館のコミュニケーション機能をより効果的に実現するスキルの習得を目指す.さらに学術標本資料を収集,保存,展示する大学博物館固有の存在意義を理解することにより,博物館の多様な社会的意義についての理解を深める.
Course Goals 博物館における展示機能について,その意義と使命を理解する.
さらに展示デザイン,展示評価についても理解することで,博物館のコミュニケーション機能をより効果的に実現するスキルを習得する.
Schedule and Contents 以下のような課題について,1課題あたり1~2週の授業をする予定である.
1.博物館展示とは
2.展示計画
3.展示の意味
4.展示のデザイン
5.展示環境の管理
6.展示の管理
7.展示の評価
8.企画から展示まで
(うち2回、元木先生ご担当予定)

博物館における具体的な展示計画の事例を挙げ,展示の意味や管理,評価まで展示に必要な一連の流れを理解することを目的とする.さらに博物館のコミュニケーション機能をより効果的に実現するスキルとして,動画像をもちいた映像展示や機構模型のように手に触れて理解を助けるハンズオン展示など、多様な媒体を駆使した最新の展示技法についても概観する.なお,授業回数はフィードバック含めて全15回とする.
Evaluation Methods and Policy 平常点(30%),小レポート(20%)ならびに筆記試験(50%)により評価する.平常点は、10回以上の出席と授業内討論への積極的な参加を評価対象とする。
Course Requirements 学芸員資格の取得を目的とする学生,ならびに博物館に興味関心を持つ学生を対象とする.
Study outside of Class (preparation and review) 学芸員資格の取得を目的とする学生,ならびに博物館に興味関心を持つ学生の場合,日頃より,積極的に博物館・美術館・水族館・植物園・動物園など相当施設に足を運び,展示手法などの調査・見学を自主的に行うことが望ましい.
References, etc. 美術館・博物館の展示 理論から実践まで, デビット・ディーン, (丸善出版), ISBN:978-4-621-07362-9
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