ILAS Seminar :Art & Science, Technology

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Mainly 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name TOSA NAOKO (Graduate School of Advanced Integrated Studies in Human Survivability Program-Specific Professor)
Outline and Purpose of the Course このゼミでは、感情、意識、ノンバーバルな情報を扱ったコミュニケーションを テーマにアート&テクノロジー領域を研究、作品制作を行います。

さらに、未来のコンピュータに不可欠なコミュニケーション能力である定量化できなかった個人の感情・意識・民族性・物語性といった人々に内属する文化の本質を表現し、文化の精神に触れるインターフェースを研究します。

文化には、固有のまたは共通の形式があります。人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えて きたものをモデル化し、ITを用いてインタラクティブな表現、文化理解体験をする方法を、「カルチュラル・コンピューティング」と定義します。

特に日本文化のコンピューティングに注目し、ほとんどコンピューティングの対象となって来なかった 1.日本の移ろいやすい気象・自然風土「もののあわれ」などの無常思想、「わび、さび」などの美意識 2.日本文化とアジア文化との関係性 3.神仏習合を根底とした文化構造 4.和歌、俳譜や能などの日本語独特の特性 5.日本的意匠(紋、織、色、型、能、歌舞伎)を研究します。
Course Goals アートが好きだけれども創作が苦手な工学系の学生が自信を持って、アート制作ができるようになること。
Schedule and Contents 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。

以下のような課題について、授業で研究、実習をする予定である。

1)アート思考の発見
ー着想と発案

2)作って考える
ープロトタイプ制作の力

3) 初心にかえる
ー経験をアート化する


4) メッセージを広げる
ー物語の重要性

5) アート思考と社会との関係性
ー社会における新しい価値創造

6) アート・アクティヴィズム
ーグローバルな可能性を秘めたソリューション

7) アート思考で新しい価値を設計する
Evaluation Methods and Policy 作品課題、平常点、レポート。試験はしない。詳しくは授業中に指示する。
Course Requirements アートや映像に興味があること、コンピュータを使って作品を作成することに関心があること、emailを送受信できる環境を持ち、自分のコンピュータを持っていること。
Study outside of Class (preparation and review) 予習は、教科書の指定ページ、また事前の授業で指定した参考資料を読んでおく(30分〜)
復習は、授業中に指定した作品制作を行う。(1時間〜)
Textbooks Textbooks/References TOSA RIMPA, 土佐尚子, (淡交社)
Related URL naokotosa.com
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