ILAS Seminar :Seminar on Advanced Nuclear Fusion Energy
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar |
Target Year | Mainly 1st year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 |
Instructor name |
NAGASAKI KAZUNOBU (Institute of Advanced Energy Professor) KOBAYASHI SHINJI (Institute of Advanced Energy Associate Professor) YAGI JURO (Institute of Advanced Energy Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 化石エネルギー資源の枯渇並びに地球環境保全の問題を解決するエネルギー源として核融合の原理、研究現状および将来展望を概観する。また、エネルギー理工学研究所が保有するヘリオトロンJ装置、IECF装置など核融合実験装置の見学と、プラズマ生成実験・放射線測定実験・核融合炉用材料を用いた実験などを体験する。また、受講者によるエネルギー問題に関する調査・意見発表・討論を通して、全員で核融合開発の課題や役割を考える。 | ||
Course Goals | エネルギー問題全般およびこれを解決するエネルギー源としての核融合開発の課題や役割を理解すると共に、自主的・自立的文献調査等により課題を発見あるいは背景を理解する能力、それらを説明するプレゼンテーションの能力や、ゼミの討論に参加して議論に貢献する能力を養う。 | ||
Schedule and Contents |
教員3名(長﨑・小林・八木)により授業・実験を実施する。 ※コーディネータ=八木 第1 回 :オリエンテーション(八木) 第2 回 :エネルギー資源と地球環境(八木) 第3 回 :核融合研究の現状と将来展望(長崎) 第4 回 :核融合炉実現に向けた材料研究(八木) 第5,6 回 :講演会聴講 第7,8 回 :実験1(長崎・小林・八木) 第9,10回 :実験2(長崎・小林・八木) 第11回 :実験の報告会(八木) 第12回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(1)(八木) 第13回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(2)(八木) 第14回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(3)、総括(八木) 第15回 :フィードバック(方法は別途連絡) 講演会聴講は、宇治キャンパス(例年5月上旬の土曜か日曜)で開催されるエネルギー理工学研究所の公開講演会を聴講します。 実験1・2は、宇治キャンパスで2回分を1回で実施します。 往路は連絡バス利用(無料)、19時頃に宇治キャンパスで解散、復路は公共交通機関利用(受講生負担)。日程等の詳細は第1週オリエンテーション時に相談・調整して決定します。 |
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Evaluation Methods and Policy | 第11-14週において自身の調査結果の報告や意見の発表を行わない場合には単位は認めません。この発表(30%)のほか、出席と参加の状況(30%)、討論への積極的な参加と議論への貢献度(40%)により評価します。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 特別な予備知識は必要としません。第6週前後に各自の調査課題を相談の上で決定します。ゼミの時間内に理解した知識を背景に、ゼミの時間外に各自で文献調査、及び発表のためのプレゼンテーション準備の時間を必要とします。 |