Sports I A [Fitness cycling]

Numbering Code U-LAS41 10001 PJ49 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.1/Tue.2/Thu.2
Instructor name SUGITOU HIROSHI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course  フィットネスとは、「負荷への適応」を意味する用語であり、フィットネスを高めるために行われるエクササイズは身体的自己、いわば「内なる自己」、と対話する時間である。
 本実習では、サイクリングを軸としながらさまざまな身体運動を通して、体力の増進を図る。それに並行して、合理的な身体の使い方・動かし方に関しての気付きを高める。
学生諸君は卒業後、各界で活躍する社会のエリートになることが期待されている。多くはいわゆる頭脳労働に従事するであろう。その社会的責任を果たすうえでいかなる活動を行うにおいても、それを支えるのは、諸君自身の健康で活力みなぎるこころとからだである。適度な運動(エクササイズ)によって、心身の健康維持と増進を目指す。
とくに呼吸循環器系を適度に刺激できる運動は、たんに生活習慣病予防だけではなく、疲労などの身体的なストレスに晒された時にも脳の血流を確保できる、つまりストレスの中での思考力・判断力を身につけることに役立つ。
サイクリングは、すぐれた有酸素運動として体力増進に有効なエクササイズであり、またその楽しさからすこやかなこころを保つことにも効果が期待できる。そのため、本学習では天候が許す限り屋外でのサイクリングを軸に実施していく。
本学習を通して受講者には、心身を健康に保つために定期的に体を動かす習慣の価値に理解を深めることを目指す。天候不順の際は、ウォーキングに切り替える、座学で身体運動の健康効果を学ぶ、ジムで身体をほぐす運動を行う、などで対応する。
 オーバーロードの原則に従い、適度な疲労を伴う身体活動を行って体を鍛えていく。開講期間での半期たらずでの体力アップよりも、身体を動かすうえで、どのように知力を使うかを考察する楽しさを学生諸君自身がつかむことを主目的としたい。
 屋内での授業では数人単位のグループを形成し、他の受講者に簡単なコーチングを行うことから、客観的に身体運動を観察する目を養うための時間を設ける。この時間を、自分を客観的かつ肯定的に俯瞰する経験としてもらいたい。
Course Goals 本学習を通して、受講者には、心身を健康に保つために定期的に体を動かす生活リズムを習慣づけること、またその価値に理解を深めること、を目指す。

自転車はすぐれた移動手段であり、かつ健康増進に非常に有利な有酸素運動マシンでもあるという特徴を持つ機械である。本学習ではその利点を存分に発揮し、運動による健康増進と知的好奇心の充足を兼ねた授業を展開し、各自の運動習慣の定着を図る。
移動手段は時代とともに変わりつつある。実際に町を動き回ることを通して、よりよい社会づくり、町づくりへ向けて、それぞれの意見形成の一助とすることも本学習の目的とする。
Schedule and Contents フィードバックを含む全15回で以下の授業を行う。
第1回にガイダンス(実施場所は別途連絡する)を行う。
第2回以降は、サイクリングで学外にでかける。雨天等、条件の悪い場合は室内でのジムワーク、または屋外で傘をさしてのウォーキングに切り替える。
本学習では、週に1回、京都の町並みに秘められた歴史をたずねつつ、身体運動の意義を体感する時間としてもらいたい。
第2回以降、外での運動が困難なほどの悪天候時には体育館サブフロアで運動する。自分自身のからだや身近な器具を用いてトレーニングを行う。

感染症対策として、通常時には自前の機材を使用する。集合して話す時にはマスク着用を徹底する。運動時には自転車1台の間隔はじゅうぶんにソーシャルディスタンス効果を上げうるため、マスク着用は任意とする。ヘルメットは貸し出し可能だが、使用の際はじゅうぶんな消毒を施して使用するものとする。
より厳しい感染対策が必要となる場合の対応、あるいはキャンパス周辺の感染状況が運動実施に問題がないが、登校手段に困難をきたす学生への対応として授業内容の変更を採ることがことがありうることを含まれたい。ウェブ講義システムで映像を共有しながらリモートでの運動実施や、課題運動を個々のスケジュールに合わせて実施してレポート提出、などを想定している。その場合はその都度状況に合わせた適切な措置を行うこととし、学生諸君には柔軟な対応をお願いしたい。
Evaluation Methods and Policy 評価は出席状況と受講態度の総合評価とする。
自己学習ができる積極性をとくに評価の対象とする。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ・各自、屋外サイクリングで使用する自転車の整備に万全を期すこと。
・普段の生活の中で、身体運動と安全確保(とくに交通安全)の関係についての考察をすること。
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