Sports I B [Volleyball]

Numbering Code U-LAS41 10002 PJ49 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name TANAKA SHINSUKE (Institute for Liberal Arts and Sciences Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 『バレーボール実習・応用編』
 バレーボールは、相手及びボールと対峙しながら、人間のあらゆる動きを駆使して攻防を楽しむという特質をもっている。コートを舞台として、6人のチームメイトが気持ちを通わせ、連携して刻一刻と新しい世界をつくり出していく「イメージと交流のスポーツ」でもある。
 この授業では、バレーボールの魅力を体感し、基本技能を修得してチームメイトとともにゲームを楽しむ力量を養成する。その中で、社会的な交流とチームワークづくりを大切にしたスポーツ実践活動の練習方法と指導方法とを実習し、個人技術とチームワークをよりよく高めていく方法を修得する。
 また、スポーツ活動全体のプログラムづくりの理論と実践方法を学び、実生活の中で、スポーツ活動を健康づくりと体力づくりに活かせるようにする。
Course Goals  1)バレーボールの魅力を体感し、基本技能を修得してチームメイトとともにゲームを楽しむ力量、劣勢にあってもムードを一変させる技術を修得する。
 2)スポーツマンシップとチームワークを大切にしたスポーツ実践の妙味を実感し、個人技能とチームワーク力を高めていく。
 3)スポーツ活動全体のプログラムづくりのコツを学び、実生活の中でスポーツを通じた自己信頼性と社会的交流性の力量を高める。
Schedule and Contents  前期の基礎技術の学習をもとに、後期は、バレーボールの各種の多彩な連携技術、ゲーム展開の工夫と指導方法の実習を行い、バレーボールのゲームを楽しみながら盛り上げていく基本的な力量を養成する。フィードバックを含む全15回の授業を行う(前期は「守る技術」、後期は「攻める技術」に重点をおきます)。

■カリキュラム構成
(1)各授業の主要テーマ … ①試しのゲーム、②フォーメーション、基本の確認、③スパイク技術(基本と発展)クイック・移動攻撃・時間差攻撃、④自由な攻撃法の創造~自由練習、⑤チーム対抗戦・学部交流戦・地域交流戦(*①~⑦の各テーマで1~2回ずつ、フィードバックを含む全15回の授業を行います)。
(2)授業の流れ … ①導入、②準備運動・チームアップ、③ワンポイント・レッスン、④チーム練習とミーティング、⑤ゲーム、⑥チームミーティングとまとめ。

■基本技能
(1)攻撃・連携技術 … ①レシーブ&クイック攻撃、②レシーブ&移動攻撃(ブロード)、③時間差攻撃、④攻撃法の工夫(サイン)*多彩な攻撃法をのびのびと楽しむ。
(2)防御・連携技術 … ①コート内での位置取りと動き方、②スパイクの種類・コース・球質の予測、③カバーリング。
 *柔軟にシステマティックに動いて、ボールが落ちないようにチームで工夫する。

■集団的・社会的技能 ~チームメイトの力を活かす攻撃法&防御法~
(1)メンバーの持ち味を生かした自由な攻撃法の創造。
(2)メンバーの運動技能や行動特性を考慮した独自の防御システムの工夫。
(3)ゲームメイキング:サインの出し方、フォーム及びチームの連係プレーの芸術性・技術性の評価、相手チームとの選手交代による自他関係の新たな展開、タイムによる流れづくり、審判との心理的駆け引き、ムードメイクの技術など。
Evaluation Methods and Policy  1)バレーボールの多彩な攻撃法を楽しむ力、そのための基本スキル、及びチーム・プレイの実践力を、ゲーム場面での観察と実技試験によって評価します。また、学期末にレポートとして「自己記録表」(A3版、両面1枚)の提出を求めます。
 2)評価の観点
・個人技能、チームワーク力、またバレーボールをのびのびと楽しむ力。
・チーム練習や試合場面での動き方が、授業の経過とともに、チーム全体でどのように変化発展したか。
・各メンバーの自己信頼性と社会的交流性の充実度。
Course Requirements  基礎・基本の技術をあらためて一歩ずつ指導していきます。これまで球技が苦手だと思ってきた人や、バレーボール初心者・未経験者の方々の受講を推奨します。
 後期には、チームの連携プレイを生かした多彩な作戦や攻撃法を楽しみます。前期からの連続した履修を推奨しますが、後期からの受講も歓迎します。
Study outside of Class (preparation and review)  この授業を好機として、日常的にスポーツ活動や運動を楽しむ生活習慣を形成していくことを期待しています。
Textbooks Textbooks/References  授業中に適宜プリント・資料を配布します。
References, etc.  授業中に適宜紹介します。また、吉田南総合図書館に健康・スポーツ系の諸科目の参考書籍やDVDなどの映像資料を準備してありますので、積極的に利用してください。

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