Biological Rhythm and Health Sciences

Numbering Code U-LAS40 20016 LJ26 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st & 2nd year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.1
Instructor name WAKAMURA TOMOKO (Graduate School of Medicine Professor)
Outline and Purpose of the Course 地球上のほとんどの生物は、24時間を基礎として生活するリズムを持っており、人間にも同様の機構がある。この生体リズムに関する研究は最新の話題であるが、日常生活や健康に結びつけて解説されると自分の体験を通して納得できることも多い。これらの現象に関する知識は、24時間社会といわれる今、日頃の生活、および、ビジネスやヘルスケアにも重要である。さらに、子どもたちの成長や教育に、この知識は不可欠である。
 
Course Goals これらの内容について基礎的な知識を含めた概説は、健康に暮らすために、日頃の生活にどのような視点が重要であるかについての理解を深めることができる。また、我々が本来持っている生体能力を有意義に活用し、健康に生活するためにはどのような視点や環境が必要であるかについての説明ができるようになる。
Schedule and Contents 以下のような課題について、授業を行う予定である。

(1) 生物時計
(2) 光環境
(3) 生体リズムに関する実験方法
(4) メラトニンホルモン
(5) 睡眠と体温調節
(6) 増加する睡眠障害に悩む人々
(7) スポーツと生体リズム
(8) 睡眠不足と事故
(9) ジェットラグと季節性気分障害
(10) シフトワーク
(11) シフトワーク
(12) ライフステージからみた生体リズム
(13) 温度環境と睡眠
(14) 宇宙旅行
(15) フィードバック
Evaluation Methods and Policy レポート。
トピックスによっては、小レポートを課す。小レポートと最終レポートとで評価する。小レポートは平常点評価として、最終レポートは内容理解の評価とし、必要であれば、pandAを用いてフィードバックを行う。2種類のレポートの評価の割合の詳細については、講義にて説明する(実際に即して対応する)。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) OCWや教科書を参考にそれぞれ授業の前に予習しておく。

復習として、授業で取り上げた内容で、興味がある話題について、関連する文献を検索し、その内容を読み、整理しておく。
Textbooks Textbooks/References 生体リズムと健康, 若村智子, (丸善出版), ISBN:9784621079485
References, etc. 体内時計健康法, 田原 優, (杏林書院), ISBN:9784764411838
時間生物学辞典, 石田直理雄, (朝倉書店), ISBN:9784254171303
時間を知る生物, 富岡憲治, (裳華書房), ISBN:4785386347
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?, ウイリアム・デメント, (講談社), ISBN:4062107899
生物時計の謎をさぐる, ジョン・D・パーマー, (大月書店), ISBN:4272440314
SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか, スティーブン・ストロガッツ, (早川書房), ISBN:4152086262
Related URL http://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/general-education-jp/biological-rhythm-and-health-sciences
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