Practice of Basic Informatics (General)
Numbering Code | U-LAS30 10001 SJ11 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.4/Mon.5 | |
Instructor name | HIOKI HIROHISA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | コンピュータ利用経験の浅い学生を対象として,コンピュータを活用するための基礎的な知識と技能を修得する.コンピュータシステムの基本的な構成,ファイル操作,情報検索の方法,情報セキュリティと倫理,文書作成の方法,データ解析の基礎,プレゼンテーション(プレゼン)の方法,またコンピュータを自在に操るためにプログラミングの基礎について学ぶ.授業を通じて,大学での学習や研究,就職後の業務あるいは日常生活において,コンピュータを活用し,的確かつ効率的にタスクを完了できるようになること,また同時に情報ネットワーク社会で適切に活動するための知識と技能を修得することを目指す.さらに今後,コンピュータの利用において問題が生じたときには,できるだけ自力で対処できるようになるための準備を整えることを目的とする. | |||
Course Goals |
・システムソフトウェア(OS)と各種のアプリケーションの関係,コンピュータとネットワークの関係を理解し,データを適切に処理し,管理できるようになる. ・大学図書館が提供している情報とその利用法を知る. ・ネットワークを安全に使うスキルを身につける. ・ネットワーク等から得られる情報資産を適切に利用する態度を身につける. ・文書を構造化し,適切に構成していくために必要な知識を身につける. ・データを解析し,結果を提示するための基礎的な知識と技能を修得する. ・効果的なプレゼンの方法について実践を通して学ぶ. ・プログラムを作成してみることで,コンピュータのさまざまな処理がプログラムによって実現されていること,またプログラミングの技能を修得すればコンピュータを自在に使えるようになりうることを体験的に学ぶ. |
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Schedule and Contents |
本科目は以下のように実施する予定である. ただし授業の進行状況等を考慮して予定を変更する場合もある. 01 はじめに ー コンピュータとネットワークを学習に活用するための基礎を知る 02 オペレーティングシステム ー コンピュータの基盤ソフトウェアを意識する 03 ネットワークの利活用 ー セキュリティ,倫理,著作権について学ぶ 04 学術情報の探索 ー 図書館を活用して学術情報を探索する方法を学ぶ(協力:附属図書館研究開発室教員,附属図書館・吉田南総合図書館職員) 05 学術情報探索の実践 ー 学んだら実践する.実践により学術論文を知る 06 学術的な文書の作成 ー 文書作成の心得や進め方,文書の構造化などを学ぶ 07 データ分析の基礎(1) ー データを目の前にして,それを効率よく分析する方法を学ぶ 08 データ分析の基礎(2) ー さらにいろいろなデータ分析のための手段を知る 09 プレゼン実践(1) ー 効果的なプレゼンについて考える 10 プレゼン実践(2) ー 効果的なプレゼンについて互いに学び合う 11 プログラミングの基礎(1) ー プログラミングとは何かを知る 12 プログラミングの基礎(2) ー タートルグラフィクスでプログラムを作ってみる 13 プログラミングの基礎(3) ー 変数を使ってプログラムを汎用化する 14 プログラミングの基礎(4) ー コンピュータに真価を発揮させる 15 おわりに ー 授業フィードバック なお本科目では,希望者を対象として,NTTコミュニケーションズ社が提供する検定試験「ドットコムマスター」を試行的に実施する.検定は情報教育研究の一環として実施する予定であり,受講者は経済的負担なしに受検可能である.また検定に合格した者が希望する場合には資格取得者として認定される見込みである.詳細については初回の授業で説明する. |
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Evaluation Methods and Policy |
トピックごとに提出を求める課題・レポートで評価する.課題・レポートは提示した条件を満たしているか,授業で学習したポイントを踏まえているかどうか,記述が明解かどうかなどによって評価する. なお検定試験「ドットコムマスター」は希望者を対象に行うものであり,その得点は成績には無関係とする. |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業時間外の学習として,トピックごとに提出を求めている課題・レポートについて取り組むことを求める.授業時間外の演習には,大学内の教育用コンピュータシステムや各自所有のPCを使用すること.また授業で予定されるトピックについて,教科書等で,概念,用語などを事前に予習しておくことで,演習にスムーズに取り組めるようにしておくことが望ましい.学習した内容を着実に身につけるためには,演習後に復習するとともに,さまざまな場面で学習した知識とスキルを実際に活用していくことが重要である. | |||
Textbooks | Textbooks/References |
喜多,北村,日置,酒井『情報基礎演習 2022』 オンライン版(PDFファイル)を授業で提供する(出版はされていない). 2021年度版を改定して2022年度版を提供する予定である. |
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References, etc. |
参考書は必要に応じて授業中に紹介する. 授業支援システム「PandA」でも資料を配布することがある. |
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Related URL | https://www.ntt.com/business/services/application/content-video-delivery/com-master.html |