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Numbering Code U-LAS30 20013 LJ11 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name HIOKI HIROHISA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 情報収集,SNSやメール等によるコミュニケーションあるいは買い物などでインターネットを利用することはごく日常的なことであり,その利便性は言うまでもない.ただしその利用法が適切でなければ,トラブルに巻き込まれて被害者になったり,そうとは気づかないうちに加害者になることもありうる.またネットワークの利用において不具合が生じたときに,それに対処できる素養は重要である.そこで本科目では,インターネットの基盤とサービスの仕組み,ネットワークを安全に利用するための情報セキュリティ,情報ネットワーク社会における著作権について学び,インターネットをなんとなく利用するレベルから脱却し,インターネットをより適切に利用し,また起こりうる問題を回避する,あるいは問題に的確に対処するための素養を身につけることを目的とする.
Course Goals インターネットの通信の仕組み,情報セキュリティに関わる問題と対策,情報ネットワーク社会における著作権について理解し,ネットワーク社会で自立することを目指す.
Schedule and Contents この授業で予定している内容は,おおよそ次のとおりである.

01. イントロダクション
02. インターネットの概要
03. インターネットの仕組み --- IPアドレス
04. インターネットの仕組み --- DNS
05. インターネットでの通信の仕組み --- TCP/IP(1)
06. インターネットでの通信の仕組み --- TCP/IP(2)
07. WWWの仕組み
08. メールの仕組み
09. 検索エンジンの仕組み
10. ネットワークサービスの運営の仕組み
11. 情報セキュリティ(1)
12. 情報セキュリティ(2)
13. 情報ネットワーク社会のルール --- 著作権(1)
14. 情報ネットワーク社会のルール --- 著作権(2)
15. 授業フィードバック
Evaluation Methods and Policy インターネットでの通信の仕組み,情報セキュリティ,情報ネットワーク社会のルールについて理解することを求める. これらの内容に関わる期末レポートの理解度によっておもに成績を評価する.また授業中に演習問題を適宜行う.それらの結果も評価に反映させる.全体として授業中の演習問題について30%,期末レポートについて70%の割合で評価を行う.
Course Requirements コンピュータと情報処理の仕組みを学習する「情報基礎[全学向]」も別途受講することを勧める.
Study outside of Class (preparation and review) 授業の各トピックについて予め関係する書籍で学習しておくことで,講義内容の理解を深められるようにすることが望ましい.また授業後には,もう一度内容を振り返ることで理解度を確認し, コンピュータによって確認できる事項であれば,実際に時間外に試してみることを勧める.
Textbooks Textbooks/References プリントを配付する.
References, etc. 使用しない.
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