Fundamental Technologies for Advanced Life Science I

Numbering Code U-LAS14 20031 LJ68 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st & 2nd year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name SHIRAISHI HIDEAKI (Graduate School of Biostudies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course  現代の生命科学は技術の発達により進歩して来た。必要は発明の母的に開発された技術もあれば、他分野で発達した技術を応用した場合もある。

 生命科学の歴史を技術的側面から眺める事により、過去の技術が如何なる論理で開発されて来たか、将来開発されるであろう技術とはどんなものか理解してもらう。

 講義は生物学・化学の基本的な内容から丁寧に説明し、専門課程での関連科学が理解しやすいレベルにまで到達出来る様にする。一般的な生物学の講義では技術に関してあまり詳しく説明されないので、補完する講義として有用であると思われる。

 文系の学生でも、生物系の知識は現代社会生活・経済活動を行う上で役立つので積極的に履修して欲しい。

 後期に開講される「先端生命科学を支える技術II」では、この「先端生命科学を支える技術I」と共通するところを含むが、より高度な内容にまで踏み込んだものとする。
Course Goals 現代の生物科学が技術的側面から理解できるようになる。同時に、生化学、分子生物学、細胞生物学の知識も身に付く。
Schedule and Contents フィードバックを含め、期末試験を除く全15回の授業で、以下の項目につきそれぞれ1~2週かけて講義する。
【1.生命科学の基礎】
 ・生体物質の種類と構造
 ・細胞構造とセントラルドグマ
 ・DNAの構造と複製
 ・遺伝子の機能発現
【2.遺伝子工学】
 ・遺伝子クローニング技術
 ・細胞培養と遺伝子の導入・操作
 ・遺伝子解析
【3.分子解析技術】
 ・タンパク質分析技術
 ・抗体の性質と利用
 ・蛍光技術
【4.細胞内メカニクス】
 ・細胞骨格
 ・細胞内の物流システム
【5.期末試験、学習到達度の評価】
【6.フィードバック】
 ・試験答案短評と解説、質疑応答
Evaluation Methods and Policy 期末試験(筆記)による評価+出席と参加状況(80:20)
Course Requirements 文系・理系を問わず履修を歓迎する。
高校生物を履修している必要はない。
Study outside of Class (preparation and review) 高校での「生物基礎」「生物」の履修は前提としない。ごく基礎的な事柄から説明する。「物理」「化学」に関しても基礎から説明する。
講義に出てくる「キーワード」の復習をして欲しい。
References, etc. 遺伝子工学, 野島博, (東京化学同人), ISBN:978-4-8079-0804-2
フロンティア生命科学, 京都大学生命科学研究科, (講談社), ISBN:978-4-06-503801-7
Handouts を講義中に配布します。
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