Chemistry for non-science majors I
Numbering Code | U-LAS13 10015 LJ60 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Mainly 1st year students | Target Student | For liberal arts students | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.5 | |
Instructor name | TAKEDA KAZUKI (Graduate School of Science Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
化学物質は自然から人工的なものにいたるまで、あらゆるモノを構成する。さらには、我々ヒト自体が化学物質から成り立っている。とりわけ人工的な化学物質に満ち溢れた現代においては、「化学」は文系学生にとっても教養として身に付けるべき重要な学問である。この授業では、化学の基本的な知識と考え方を学習・理解することを目的とする。また、健康や環境問題、エネルギー問題などの社会問題についての理解に重要となってくる代謝・呼吸および光合成のしくみについても物理化学や生物化学の基礎を交えながら化学的な解説をおこなう。なお、高等学校の”化学”の学習指導要領に従った授業がおこなわれるわけではないことに注意すること。 |
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Course Goals |
・化学の基本的な知識や考え方を身につける。 ・社会問題の考察に必要な化学的知識を自習できるようになる。 ・化学的な考え方や知識をもとに考察できるようになる。 |
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Schedule and Contents |
以下のような課題について、フィードバックを含め全15回、1課題あたり1~3週の授業をおこなう予定である。講義の進め方については、初回に授業計画を示すとともに、適宜指示して、受講者の予習ができるように配慮する。 1.原子について 2.分子の性質について 3.物質の状態について 4.物質の変化について 5.生物化学の基礎 6.タンパク質について 7.代謝・呼吸や光合成のしくみ 8.時事問題(環境問題など) |
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Evaluation Methods and Policy | 毎回の講義の際に実施する小テストの点数にもとづく平常点(100点満点)で評価する。 | |||
Course Requirements | 高等学校において基礎化学および化学を履修していることが望ましい。ただし、自習により同等の知識を持つ場合や、予習・復習によって補うつもりの場合にはその限りではない。また、必要に応じて授業で必要になる知識についての補足資料を配布する。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書および参考書をよく読んで、予習と復習をすること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
教養としての基礎化学, 馬場 正昭, (化学同人), ISBN:978-4759814583, 京大生協に電子版あり。
各受講生が教科書を持っている前提で授業をおこなうため、教科書の図表を資料として配布することはしない。ただし、教科書にない図表を追加資料として配布する場合はある。 |
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References, etc. |
生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで (ブルーバックス), 二井將光, (講談社), ISBN:978-4065020296, できるだけ購入することをすすめる。 大沢流手作り統計力学, 大沢文夫, (名古屋大学出版会), ISBN:978-4-8158-0674-3 その他の参考書は授業の進展に合わせて随時紹介する。 |