Advanced practice of Earth Science
Numbering Code | U-LAS15 20008 SJ58 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 4 | Course Type | Seminar |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For science students |
Language | Japanese | Day/Period | Fri.3・4 |
Instructor name |
SAKAI SATOSHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) KOGISO TETSU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) ISHIMURA TOYOHO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) KATOU MAMORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Assistant Professor) Yuri Fujii (Graduate School of Human and Environmental Studies Assistant Professor) TANIGUTI KEISUKE (Part-time Lecturer) SUZUKI HISASHI (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course |
地球で起こっている現象は、様々な要因が絡み合った複雑系の現象であり、理論だけで解き明かすことが難しい。地球や太陽系全体が関与する大きなスケールの問題から、日々の生活で接する身近な問題まで、調べてみなければ分からないことが数多くある。本演習では、半期を通じて1つのテーマでの演習を行い、じっくりと地球を探究することを目指す。 これまでに本演習で取り組んだテーマでは、新しい発見が学会発表につながったこともある。ただし、必ずしも何らかの成果を出すことが本演習の目的ではない。自らの頭で実験を考えて実行し、結果を見て考察し、さらに次の実験を計画する。このプロセスを通じて、探究(研究)の醍醐味を追及することが目的である。 |
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Course Goals | 1つのテーマの課題にじっくり取り組むことで、地球に関する様々な事象を深く洞察する力を身につけるとともに、研究の流れ(計画策定、実験、結果の解析・考察)を体験するなかで、理学的な思考に基づいて自ら主体的に研究を進めることができる。 | ||
Schedule and Contents |
数人ずつのグループに分かれ、それぞれのグループが担当教員と相談しながらテーマを決め、フィードバックを含めた全15回分の授業時間を使って課題に取り組む。最終日には、半期の演習の報告会(発表)を行う。 これまでに取り組んだテーマの例: ・ドローンによる気温の時空間変動の解析 ・地震の地震波データ解析による地震発生メカニズムの解析 ・吉田山の地下構造探査(重力探査・電磁気探査) ・隕石の化学分析による太陽系の初期状態の解析 ・高温高圧実験と化学分析によるマグマ生成条件の推定 ・化石記録の解析による古環境・年代推定 など |
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Evaluation Methods and Policy | 出席状況、課題への取り組み姿勢、演習報告会の発表内容などに基づき、総合的に評価する。詳細は初回授業で説明する。 | ||
Course Requirements |
初回のガイダンスに必ず出席すること。ガイダンスでは、本演習の概略と個々の実習テーマについて説明し、履修の受付およびグループ分けを行う。ガイダンスに出席しない者の履修は認めない。 地球科学の基礎的な講義科目を履修していることを前提とする。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 選択した課題演習テーマそれぞれに、実習日以外での自己学習のほか、実験の準備/解析が求められる場合がある。 | ||
Related URL | http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~geoexp/ |