Introduction to Earth Science B [Earth system and environments]

Numbering Code U-LAS15 10003 LJ58 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st year students Target Student For science students
Language Japanese Day/Period Fri.1
Instructor name ISHIMURA TOYOHO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 地学を学んでいない学生でも地球環境の変化と人類の未来を俯瞰できるように,地球が誕生してから現在までの地球環境の変化や自然現象,そして地球システムとの関係について講義する.地球環境の変化が社会システムや国際情勢の変化に及ぼす影響や,産業革命以降の人類の意識変化とその成熟についても言及する.文明の発展と科学技術の進歩が環境に及ぼす影響を常に念頭に置きながら,持続可能な地球環境の未来を創造する意識の醸成を目的とする.
Course Goals 地球物理学,地球化学,地質学の分野の観点から地球システムを学びつつ,地球環境科学の研究動向と国際的な取り組みについてその概要を理解する.
より良い未来のために我々人類は今後の環境問題に対してどのような行動・価値観で臨むべきかを理解し,環境倫理を分野を問わず多面的に捉える視点を養う.
Schedule and Contents 以下のテーマについて、それぞれ1-3回の予定で授業を行う。
(1) 地球システムの概要(大気と海洋)   
(2) 環境問題(温暖化と国際的な取り組み)       
(3) 環境問題(オゾン層の破壊と回復)
(4) 環境問題(近年の環境汚染,海洋酸性化など)  
(4) 大気海洋の相互作用   
(5) 生態系と地球環境の相互作用  
(6) 環境倫理・環境哲学
(7) まとめ ~未来の地球環境~
授業はフィードバックを含め全15回で行う
Evaluation Methods and Policy 出席と参加の状況,試験/レポートにより評価する.
詳細は初回授業で説明する.
Course Requirements 高校地学の内容に沿いつつ,近年の環境問題と関連して扱う講義内容です.
地球科学の初学者はもちろんのこと,高校において物理や化学の履修経験がない方でも理解できるように講義を進めます.
「基礎地球科学A (地球システムの歴史と変遷)」「基礎地球科学B (地球システムと環境)」を併せて履修することを強く推奨します.
Study outside of Class (preparation and review) 次回講義範囲については昨今の動向についてインターネット等で情報を収集し予習を行うこと.講義用ノートおよびテキストを見直して復習し,関連する事象についての動向を把握して理解を深めること.
Textbooks Textbooks/References 特になし(PDFもしくは印刷体でプリント配付予定)
References, etc. もういちど読む数研の高校地学, , (数研出版), ISBN:4410139592
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