Fundamental Course on Evolution of Organisms
Numbering Code | U-LAS14 20017 LJ68 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Mainly 1st & 2nd year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.1 | |
Instructor name | TSUCHIYA TOORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 地球上に生命が誕生して37億年以上が経過したと考えられる。生命は、内在する進化を支える要因の他に、地球環境の変動によってもその進化の方向を決定づけられた。この講義では、はじめに現代の生物学の知見からみた生物の進化について概説し、さらに地球の変動という時間軸を加味した上で、我々人間を含めた生物がどのように誕生してきたのかについて解説する。 | |||
Course Goals | 生物の進化について、生物学の視点のみならず地球環境の変動との関わりも考慮した上で理解する。 | |||
Schedule and Contents |
フィードバックを含めた全15回の授業で、1課題につき1~3回の授業を行う予定である。 1.ガイダンス-生物の進化と地球の変動に関する基本的な問題点について解説する。 2.生物の定義と単位としての細胞の構造と機能-生命の定義を与え、生命活動の単位である細胞について、構造、機能、細胞内小器官、分化、などを解説する。 3.進化系統学、生物の多様性-生物の系統性、多様性、その解析のための方法論などについて解説する。また、遺伝についても概説し、進化との関わりを解説する。 4.生物の進化-原核生物から真核生物までの生物進化の実際を実例に基づきながら解説する。 5.生物進化に影響を与えた地球の変動-地球の誕生から現在にいたるまでの変遷のなかで、生物がどのように進化してきたのかについて解説する。 6.地球環境問題と人間の進化-生物学的なヒトの進化ではなく、人間としての進化とその経済活動によってもたらされた地球環境問題との相関について解説する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点、課題レポートに基づき総合的に評価する。詳細は講義で説明する。 | |||
Course Requirements | 文系・理系を問わない。高校で生物学を履修している必要はない。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 復習により、講義内容の概念を理解すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 必要に応じて講義資料を配付する。 |