Experimental Practice in Biology II [Natural History Course]
Numbering Code | U-LAS14 10006 PJ68 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Practical training |
Target Year | Mainly 1st & 2nd year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3・4 |
Instructor name |
ITIOKA TAKAO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) NISHIKAWA KANTO (Graduate School of Global Environmental Studies Associate Professor) SATOU HIROTOSHI (Graduate School of Human and Environmental Studies Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 植物および小動物の生態、小動物の形態を研究する際に必要な調査手法・技法の基礎を、野外における調査、室内での作業を実践することを通じて体得する。また、得られたデータの解析をおこない、統計的な解析法を学ぶ。 | ||
Course Goals | 野外で野生生物を扱うための基本的な心得・技術と、生態学的なデータを取ることの重要性と苦労、形態観察の初歩とスケッチ技法の習得、データを統計的に処理するために必要な知識を身につける。 | ||
Schedule and Contents |
京都近郊や京都大学近辺に広がる山林や京都大学構内にある緑地を実習地として、昆虫、植物、菌 類、小型脊椎動物などの生物群集に関する野外調査をおこなう。また、サンプルやデータの処理・ 解析をおこない、得られた結果について考察する。 対象とする材料や実習内容は実習地における生物の発生状況などをみて、順序を変更する可能性が ある。 第1回:ガイダンス(科目についての説明) 第2回:送粉昆虫の採集(花と訪花性昆虫の観察) 第3回:節足動物のピットフォール採集と土壌アリ類採集 第4回:外生菌根菌の多様性と生態 第5回:種子食昆虫の多様性調査 第6回:セミの抜け殻採集・同定と統計実習 第7回:脊椎動物の解剖と生体模型作成 第8回:植物園実習 第9回:吉田山・植物採集と標本作製/種数推定 第10回:木材腐朽菌・落葉分解菌の多様性と生態 第11回:菌類の子実体形態の多様性 第12回:脊椎動物の外部形態 第13回:脊椎動物の骨格系の観察I 第14回:脊椎動物の骨格系の観察II 第15回:フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
実習への参加状況とレポートの内容で評価する。 詳細は授業で説明する。 |
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Course Requirements |
受講希望者は、前期の授業開始日の初回までに、吉田南2号館3階生物実習室前の掲示板の指示に従い登録を行うこと。受講定員を超える受講申込があった場合は無作為に抽選を行う。 高校等での生物の履修経験の必要は無い。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 授業外の時間を使ってのレポート作成は必要である。 | ||
References, etc. |
KURENAIの実習資料(https://repository.kulib.kyotou.ac.jp/dspace/handle/2433/218863)を用いること に加えて、授業中に追加資料を紹介する。 |