Introduction to Behavioral Ecology
Numbering Code | U-LAS14 20012 LJ68 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Mainly 1st & 2nd year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.1 |
Instructor name | ITIOKA TAKAO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 人間を含めた動物にみられる様々な行動の進化や社会性の進化を理解するために有効な行動生態学の考え方、基礎的な理論を習得することを目的とします。 | ||
Course Goals |
自然選択による生物進化を詳しく理解することができる。 人間の行動を含めた動物の行動についての理解が進む。 人間・動物が関わるあらゆる現象について科学的に分析し、人間の意志決定を合理的に考察する思考法が養われる。 |
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Schedule and Contents |
上記の目的に従って、以下の話題に沿って講義を行う予定です。 1. はじめに: 行動生態学とは何か?行動を説明する4つの「なぜ?」 2. 行動の進化をもたらす自然選択1: 自然選択とは何か? 3. 行動の進化をもたらす自然選択2: 行動は遺伝するか? 4. 行動の進化をもたらす自然選択3: 行動はどのように進化するか? 5. 最適戦略の進化: 最適な行動とはなにか? 6. ゲーム理論: 駆け引きはどのように進化したか? 7. 利他性と利己性: 生物はいかに利己的なのか? 8. 性選択: なぜ浮気は進化するのか? 9. 育児: 誰が子育てをするのか? 10. 血縁選択1: 身内びいきはどのように進化したのか? 11. 血縁選択2: 社会性とは何か? 12. 血縁選択3: 親子・兄弟げんかはなぜ起きるのか? 13. 互恵的利他行動: 見返りを求めない助け合いは進化するのか? 14. 文化進化: 文化は行動の進化にどのような影響を与えるのか? ( 定期試験・フィードバック) |
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Evaluation Methods and Policy |
1回の定期試験(筆答またはレポート)で評価します。 出席状況は評価の対象にしません。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 復習のみで十分ですが、授業中に紹介する参考書などを用いて、自主的な学習を期待します。 |