Experimental Practice in Biology III [Experiments in microbiology and molecular biology]
Numbering Code | U-LAS14 10007 PJ68 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Practical training | |
Target Year | Mainly 1st & 2nd year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.3・4 | |
Instructor name |
MIYASHITA HIDEAKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) TSUCHIYA TOORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 本実習はミクロ系生物学の基礎的な実験手法を修得することを目的とする。具体的には、身の回りの微生物観察や培養および分子生物学実験よりなる。微生物は、あらゆる環境に棲息し、人間活動に深く関わっている。身近な微生物の観察、分離・培養を通して、微生物の多様性について認識するとともに、微生物の取り扱いにおける基礎を修得する。また、分子生物学実験は、すでに現代社会と密接に関係した生命科学の基礎を担っている。たとえば、iPS細胞に代表される再生医療、世界で広く流通している遺伝子組換え作物創成において分子生物学実験の知識は必要不可欠である。分子生物学実習ではDNAの調製や解析を主として行う。 | |||
Course Goals | 身近な微生物の多様性を知り、微生物の取扱いに関する基本的実験方法を習得する。また、分子生物学の基礎的実験手法を習得する。 | |||
Schedule and Contents |
第1回:ガイダンス 第2回:顕微鏡の使い方 第3回:微生物の観察 (発酵食品・環境中の微生物) 第4回:実験器具の滅菌1、培地の調整・滅菌1(試薬の計量、分注器の使い方、オートクレーブ法) 第5回:培地の調製・滅菌2、寒天平板の作製 第6回:食品、土壌、その他からの微生物の分離(希釈の方法、線画法、塗布法) 第7回:分離した微生物の観察1(生菌数計数、コロニーと細菌形態の観察、グラム染色、ペーパーディスク法による抗生物質の評価) 第8回:分離した微生物の観察2、ペーパーディスク法による抗生物質試験結果の評価 第9回:試薬類の調製 第10回:生物からのタンパク質とDNAの調製 第11回:電気泳動によるタンパク質の分析 第12回:PCRによるDNAの増幅と制限酵素によるDNAの切断 第13回:電気泳動によるDNAの分析 第14回:DNAの塩基配列の解析 第15回:フィードバック 実習内容の順序は前後する可能性がある |
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Evaluation Methods and Policy |
実習への参加状況および実習後のレポート内容に基づいて評価する。 詳細は授業で説明する。 |
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Course Requirements |
KULASISで人数制限を実施する。 高校等での生物の履修経験の必要は無い。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | ガイダンスの際に実習書を配布するので、実習前に予習すること。実習後は実習によって得られた結果等を整理すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 使用しない。ただし初回の実習の際に実習書のプリントを配布する。 |