Organic Chemistry Exercise A
Numbering Code | U-LAS13 20001 SJ60 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Mainly 1st & 2nd year students | Target Student | For science students | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.5 | |
Instructor name | HIROTO SATORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
化学は自然現象を物質を用いて理解する学問である。その中で有機化学は分子という形ある物質を対象とし、生命活動の理解や生活における医薬品、素材開発に必要不可欠な学問であり、文系・理系を問わず学ぶべき分野である。 本講義では、特に演習問題の解答・解説を通して、有機化学における基本的な原理、特に分子の構造と性質についての知識を身につけることを目的とする。 講義では、初学者に向けた簡単な講義を行うとともに、演習問題の学生による解説、それに対する教員を交えた議論を柱とする双方向型講義を実践することで、有機化学という学問への興味と知識を深める。 |
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Course Goals |
・有機化学の基本的な事項(原子軌道、結合、構造)について理解する。 ・学習した事項を上手く説明できる技術の習得。 ・身の回りにあふれる有機化合物への興味の増幅。 |
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Schedule and Contents |
有機化合物の分子構造と立体化学および反応の種類の基本的概念について習得するために、演習形式で下記の事項について学習する。 それぞれの単元を2週にかけて学習する。前半は演習問題を交えた講義、後半はマクマリー有機化学の章末問題をpick upしたもの+追加問題の解答・解説を参加学生に解説してもらい、議論をすることによって理解を深める。 また、最新の有機化学の研究の紹介や、研究現場における有機化合物の感触を五感を使った手法を用いて体験する。 以下の項目について全15回で授業を行う。 1.有機化学とか何か?(2週) 2.有機化合物の原子軌道と分子軌道 (2週) 3.有機化合物の構造と結合、命名法 (2週) 5.飽和炭化水素の分子構造(2週) 6.有機分子のキラリテイー(2~4週) 7.有機反応の種類とエネルギー変化(2~4週) <期末試験> 8.総括(1週) |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点、および各回に課すレポートおよび期末試験(または最終レポート)によって評価する。主な評価対象は以下の通り。 ・授業の出席と参加状況(20%) ・レポート提出(20%) ・レポートの評価(30%) ・期末試験または最終レポート(30%) |
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Course Requirements |
・全学共通教育科目の基礎有機化学IおよびIIを併せて履修している(または履修済み)ことが望ましいが、必須ではない。 ・高校化学における有機化学の知識を習得していることが望ましい。 ・その他、専門的な知識は必須ではないが、授業中の問題解答に必要となる知識については、指定した教科書および参考書を用いた予習・復習を求める。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 各回の講義までに指定の演習課題を解いてくること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
有機化学 第9版・上巻, マクマリー, (東京化学同人), ISBN:978-4-8079-0912-4
講義はレジメ(またはスライド)を用いて行うが、基本的に教科書の単元に沿って説明する。フォローできない部分を教科書を用いて復習する。 教科書の章末問題を改訂したものを使用する。 |