Chemistry on Natural and Human Environments

Numbering Code U-LAS13 10017 LJ60 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st year students Target Student For liberal arts students
Language Japanese Day/Period Wed.1
Instructor name SUGIYAMA MASAHITO (Institute for Liberal Arts and Sciences Program-Specific Professor)
Outline and Purpose of the Course 自然と環境に関する化学について講義する。自然界で元素や物質はどのように分布し、循環しているのか。人為負荷が加わると、それらはどのように変化し、どういった影響が現れるのか。自然の構造とその変容について、化学の立場から概説する。授業を通して「地球環境」・「地域環境」と「環境問題」に関する知識を深め、今後、個々人が「環境に対してどのように接するか」について考える契機とする。
Course Goals 本講義の主たる対象は文系学生である。文系学生が接する自然や環境の化学事象(本人は化学事象として認識していないものも含めて)に関して、その基礎となっている原理や反応の概要を理解できるようになることを目指す。
Schedule and Contents 以下のような項目について講義する。

1 自然とは何か、環境とは何か、緑溢れることは自然か【 1回 】
2 放射性物質の化学(放射性崩壊、人体影響)【 3回 】
3 核分裂と核融合【 1回 】
4 宇宙と地球の化学(元素の存在と構成)【 1回 】
5 湖と海の化学(元素分布、物質循環)【 2回 】
6 環境の化学(環境問題とは何か)【 1回 】
7 富栄養化と水質汚染【 1回 】
8 酸性雨と大気汚染【 1回 】
9 オゾン層破壊とフロン【 1回 】
10 地球温暖化と化石燃料【 2回 】
11 期末試験【 1回 】
12 フィードバック【 1回 】
Evaluation Methods and Policy 成績評価は、授業への参加状況(授業中のクイズ・テスト等を含む)と毎回の授業で課す小レポートにより50%、後期末に行う定期試験(筆答試験)により50%の割合で、これらを合計して行う。
Course Requirements 本科目は文系学生を主な対象としている。高校時代での化学系科目の履修があることが望まれるが、必須ではない。ただし、授業中に必要となる基礎的な化学の知識については、積極的に自学自修することが望まれる。
Study outside of Class (preparation and review) 予・復習すべき事項を、各回の授業において小レポートとして提示する。
Textbooks Textbooks/References 講義資料・参考資料を当日の授業で配布する。
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