Everyday Life Chemistry

Numbering Code U-LAS13 10018 LJ60 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st year students Target Student For liberal arts students
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name SUGIYAMA MASAHITO (Institute for Liberal Arts and Sciences Program-Specific Professor)
Outline and Purpose of the Course 生活と環境に関する化学について講義する。われわれの日常的な生活と周囲の環境にどのような化学の物質と反応が関わっているのか、その基本となる科学概念はどのようなものか、について概説する。授業を通して、生活と環境を支える化学に関する知識を深め、安全で快適な利用を考える契機とする。
Course Goals この科目は文系学生を主たる対象としている。文系の学生が日常生活において接する化学的事象(本人は化学的事象とは思っていないものも含めて)の基礎となっている原理や反応の概要を理解できるようになることを目指している。
Schedule and Contents 以下のような項目について講義する。

1 生活の化学(日常生活での化学物質)【 1回 】
2 エントロピー(反応はどうして起こるのか)【 1回 】
3 化学平衡(反応はどこに向かうのか)【 2回 】
4 酸化と還元(カビ取り剤、使い捨てカイロ、パーマ)【 2回 】
5 洗浄と漂白(界面活性剤、酸化還元剤)【 1回 】
6 酸塩基反応(お酢と重曹)【 1回 】
7 水の化学(水の需要と供給、美味しい水とは何か)【 2回 】
8 エネルギーの生産と利用(原子力エネルギー、自然エネルギー)【 2回 】
9 食の化学(アミノ酸、糖、脂質)【 1回 】
10 生命の化学(化学進化、核酸)【 1回 】
11 フィードバック【 1回 】
Evaluation Methods and Policy 成績評価は、授業への参加状況(授業中のクイズ・テスト等を含む)と毎回の授業で課す小レポートにより50%、前期末に行う定期試験(筆答試験)により50%の割合で、これらを合計して行う。
Course Requirements 本科目は文系学生を主な対象としている。高校時代での化学系科目の履修があることが望まれるが、必須ではない。ただし、授業中に必要となる基礎的な化学の知識については、積極的に自学自修することが望まれる。
Study outside of Class (preparation and review) それぞれの講義テーマに関して、予習・復習すべきことを小レポートとして、各回の授業で提示する。
Textbooks Textbooks/References 講義資料・参考資料を当日の授業で配布する。
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