Introduction to Criminal Procedure
Numbering Code | U-LAS06 20010 LJ41 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 | |
Instructor name | NAKAGAWA HIROYUKI (Graduate School of Law Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
新聞、テレビ等で日々報じられる犯罪捜査や刑事裁判に関する最新の話題にも言及しつつ,施行から10年余りを経過した裁判員裁判の運用状況や課題も含め、刑事裁判手続の概要を講義する。 |
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Course Goals | わが国における犯罪捜査、刑事裁判に関する手続と運用の実情を正しく理解し,関心を高めることを目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
犯罪捜査や刑事裁判に対する興味・関心を高めるため、報道されたこれらに関連する最新の話題や裁判例についても随時取り上げて説明するとともに、刑事訴訟手続における以下のテーマとそれに関連する具体的な事例について、受講者との意見交換も交えた授業を予定している。 以下のテーマについて、それぞれ1~2回の授業を予定しており、授業回数はフィードバックを含め15回とする。 1 序章(刑事裁判の扉) 2 刑事裁判制度の概要 3 犯罪捜査 4 起訴・不起訴の処分 5 刑事裁判における基本原則 6 刑事訴訟における審理・判決の対象 7 公判前整理手続、公判手続 8 証拠法 9 事実認定と量刑 10 裁判員制度 11 犯罪被害者 12 少年事件の動向と処遇 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 課題①②(小レポート・各30点)、課題③(小レポート・40点)で評価する。レポートは、問題点の把握、分析力、論理的な理解力、表現力等を評価の視点とする。 課題①は、捜査の手法と獲得した証拠の証拠能力に関するもの、課題②は、事実認定に関するもの、課題③は、本授業のまとめに関するものを予定している。 なお、提出したレポートは返却しないので、各自そのコピーを取っておくこと。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業前に予習し、復習すること。そのほか、授業中にその都度指示する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 教科書ということではないが、法律科目であるから「六法」は必携である。ただし、種類が多いので、第1回の授業の中で選択に関するアドバイスをする。 | ||
References, etc. |
入門刑事手続法[第8版], 三井誠=酒巻匡, (有斐閣,2020)
上記以外の参考書等は授業中に紹介する。 |