Language and Cognition
Numbering Code | U-LAS02 20023 LJ37 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 | |
Instructor name | TANIGUCHI KAZUMI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 認知言語学の観点から、ことばの意味の拡張・変化といった動的側面について考察することにより、言語と認知との相互作用への理解を深める。 | |||
Course Goals | 認知言語学の基礎知識を習得し、基本的な言語観を身につけるとともに、言語表現の的確な分析と説明を行う力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
この授業では、ことばの意味や用法が変化し、言語システムの中に定着し取り込まれていく過程とメカニズムについて、認知言語学の観点から幅広く考察していく。 第1回 意味変化の要因:メタファー 第2回 意味変化の要因:メトニミー 第3回 慣習化された比喩 第4回 多義性と意味ネットワーク 第5回 イメージ・スキーマの導入 第6回 イメージ・スキーマと多義性 第7回 身体的経験に基づく意味拡張 第8回 空間概念に基づく意味拡張 第9回 使用基盤モデルの導入 第10回 使用基盤モデルによる意味拡張のメカニズム 第11回 文法構文にみられる用法の拡張:メタファー的拡張 第12回 文法構文にみられる用法の拡張:メトニミー的拡張 第13回 意味の漂白化と文法化 第14回 意味の語用論化と儀礼化 期末試験 第15回 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 学期末の筆記試験 (80%)と授業への参加状況 (20%)から、総合的に評価する。評価方法の詳細は、初回授業で説明する。 | |||
Course Requirements | これまでに言語学関係の授業を履修していることが望ましい。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で課題が提示された場合は、事前に予習をし、次回の授業に臨むこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 授業でプリントを配布する。 | ||
References, etc. | 学びのエクササイズ 認知言語学, 谷口一美, (ひつじ書房), ISBN:978-4894762824 |