Introductory Seminar on Public Policy I

Numbering Code U-LAS06 20025 SJ42 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name SANO WATARU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 一般に、価値や規範に関する理論的研究と、具体的な社会問題を解決するための政策的研究は、まったく切り離されたものとして捉えられがちである。だが、実際には、深く関係しており、両者をいかにつなぐかを考えることが求められている。本ゼミナールでは、公共政策と価値や規範の関係について論じた論文を読むことを通じて、価値や規範に関する理論的研究について理解を深めるとともに、具体的な社会問題に理論をあてはめることの意義と難しさを理解することを目的とする。
Course Goals 政治哲学や法哲学で扱われている代表的な規範理論について理解するとともに、そうした理論を具体的な社会問題に応用できるようになること。
Schedule and Contents 受講者全員で、毎回、論文をひとつ、または複数読んできて、全員がそれについてコメントを述べ、引き続き受講者同士で議論をおこなう。とりあげる論文は、日本語で書かれたもので、予備知識がほとんどなくても読めるような、導入的・基礎的なものを選ぶ。そのうえで、人数によっては、各自の報告などもおこなってもらう。

第1回 イントロダクション
第2回~第13回 論文講読
第14回 まとめ、振り返り

なお、授業回数はフィードバックを含め全15回とする。
Evaluation Methods and Policy 授業への参加状況・参加態度(80%)、およびレポート(20%)にもとづき、評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 毎回、指定の文献を読んでくるとともに、授業後も、考えが深められていなかった点について各自で反省を行うことが求められる。
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