The Japanese Constitutional Law

Numbering Code U-LAS06 10001 LJ41 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.5
Instructor name MIHIRA TSUKASA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 複雑化し、多様化した現代日本社会の諸問題に取り組んでいく際には、法・経済・倫理など、多角的な視点から考察することが重要である。なかでも、多様な人々が共生していくための基盤である憲法は、そうした諸問題に取り組んでいく際の不可欠の視点である。

本授業では、多様な人々が共生していくために、憲法がいかなる権利を基本的人権として保障しているか、また、様々な政治・社会問題がそれらの権利とどのように関わっているかを中心に、憲法に関する基本的な知識と視点を講義する。
Course Goals 本授業では、憲法の基礎的な知識と視点の修得を目指す。特に、現代の様々な政治・社会問題と憲法が保障する権利との関わりについて認識し、自ら考察できるための基礎的能力の修得を目標とする。
Schedule and Contents 授業にあたっては、裁判所の判決を編集した教科書を使用する。なお、受講生の理解状況や時事的な問題状況等に応じて、取り扱う内容や順序、配分回数等を変更することがある。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする。)

1.オリエンテーション
  憲法を学習する意義、授業の進め方【1週】

2.法学の基礎知識
  法とは何か、法領域の種別、裁判制度【1-2週】

3.憲法学の基礎知識
  憲法とは何か、日本国憲法の基本原理【1-2週】
  日本国憲法の権利保障の仕組み【1-2週】

4.日本国憲法が保障する基本的権利
  自由権【4-6週】
  社会権【2-3週】
  法の下の平等【1-2週】

5.試 験【1週】
Evaluation Methods and Policy 定期試験の結果により、評価する。ただし、私語等、周囲に迷惑を掛ける受講生に対しては、試験結果からの減点や試験の受験を認めない等の措置を講ずることがあるので、注意すること。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 特に、復習を大切にして下さい。復習では、教科書・参考書やノートを参照しながら、授業内容を整理して理解するとともに、授業で取り上げた判例を今一度読み直して、自ら検討するように努めて下さい。また、日頃から新聞やニュース番組等を通して、憲法に関する諸問題について知見を広げるように心掛けて下さい。
Textbooks Textbooks/References 基本判例 憲法25講, 初宿正典, (成文堂), 最新の版を購入して下さい。
References, etc. 古典で読む憲法, 曽我部真裕・見平典 編, (有斐閣)
憲法用語の源泉をよむ, 大林啓吾・見平典 編, (三省堂)
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