Literacy of statistical data
Numbering Code | U-LAS06 20031 LJ43 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | KANEKO JIHEI (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
最近の日本では,統計の結果について政治の側面からも疑念が呈され,経済統計の見直しも進みつつある.一方で,2018・21年と統計作成における不適切も指摘されている. このような動きは,統計(資料)を抜きにして社会・経済の現状を認識したり,政策を立案・評価したりすることが不可能であり,信頼できる統計が求められていることを示している. 本講義では,主な統計資料を事例として取り上げ,社会・経済の現状を認識する手段としての統計資料の作成方法を説明し,統計資料による社会認識の意義と限界について概要を講義する. 講義を通じて,統計資料を批判的に検討しつつ,統計資料によって社会・経済の現状を把握する力を養成することを目的とする. |
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Course Goals | 統計資料を利用する際の基本的なポイントについて理解し,統計資料を誤用せず適切に使用することができるようになる. | |||
Schedule and Contents |
1. 統計資料とは何か 2. 国民経済計算とGDP 3. GDPデフレーターと消費者物価指数 4. 国際収支統計 5. 金融と財政の統計 6. 人口統計 7. 雇用と貧困の統計 8. 統計作成の歴史と統計資料の分類 9. 統計の作成過程 10.統計の信頼性(知りたいことと,わかること) 11.統計の標本誤差と非標本誤差 12. まとめ (各トピックにつき、1-2回の授業を行い,全14回) 13.フィードバック(1回) |
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Evaluation Methods and Policy |
毎回の講義に対する疑問提出などの平常点(30%)と,定期期末試験の成績(70%)によって, 到達目標の達成度を基準に総合的に評価する. 96-100点はA+,85-95点はA,75-84点はB,65-74点はC,60-64点はD,0-59点はFである. |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 常日頃から新聞やマスコミ,インターネット等に掲載されている統計資料に関心を持つとともに,講義で取り上げた統計資料については可能な限りインターネットや統計書で調べることを求めます. | |||
Textbooks | Textbooks/References | 教科書は使用しない.適宜,プリントを配布するが,欠席者には追加配布は行わない. | ||
References, etc. | よくわかる統計学II経済統計編 第2版, 御園謙吉ほか, (ミネルヴァ書房), ISBN:978-4623061129 |