Introductory Seminar on Urban Space and Architecture I

Numbering Code U-LAS05 20028 SJ74 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Fri.2
Instructor name NAKAJIMA SETSUKO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course テーマ:日本の近代建築

明治以降,日本は西洋からさまざまなタイプの建築を移入する。こうした西洋風の建築は,公共建築やオフィスビルといった新しいビルディングタイプに用いられることで日本の都市景観を大きく変えた。住宅に関しては,住まい方自体を変質させたといえる。その過程はどのようなものであったのか,そして背景にはどのような文化的,社会的な状況があったのかを先行研究を通して検討する。
テキストとして、藤森照信『日本の近代建築』上・下(岩波新書)を用いる。
Course Goals 我が国における西洋建築の導入の過程を理解するとともに,現在の建築文化について考察する力を養う。
Schedule and Contents 日本における西洋建築の導入過程を文献講読を通じて学ぶ。履修学生は担当箇所について調査(現地・文献)を各自行い、授業において発表を行う。
また、近代建築について各自の視点からレポートをまとめる。
1 イントロダクション①:授業の進め方の解説と近代建築の概要
2 イントロダクション②:プレゼンの方法についての講義と分担の決定
3 見学会:京都大学の近代建築を巡る
4~14 各自のプレゼンテーション
15 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 発表(60%)、レポート(20%)、授業における参加度(20%)によって評価する。
Course Requirements ・全学部の人を対象にする。授業外に読書をすすめる。
・フィールドワークに興味があることが条件。
・建築に関する予備知識は必要ではない。
Study outside of Class (preparation and review) 授業前にテキストを読み込むとともに,授業後には参考図書にも目を通していただきたい。また,実際の建築物にできるだけ多く触れていただきたい。
Textbooks Textbooks/References 『日本の近代建築(上)』(岩波新書308), 藤森照信, (岩波書店), ISBN:4-00-43038-7
『日本の近代建築(下)』(岩波新書309), 藤森照信, (岩波書店), ISBN:4-00-430309-5
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