Introductory Seminar on Geography III (Programming for Geographic Information Processing)
Numbering Code | U-LAS05 20022 SJ23 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 | |
Instructor name | OGATA NOBORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 地理情報処理の原理について,英語書籍の講読を通して学習し,並行してコンピュータ・プログラミングを通した実装を行う。地理情報を広く空間データの文脈で捉えるので,コンピュータ・グラフィックや画像処理に興味のある学生にも参考になる。 | |||
Course Goals | コンピュータを利用した空間情報処理の原理と実装について理解し,実装に必要な初歩的プログラミング技術の習得を目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
地理情報システムがコンピュータに実装され,多種多様な地理データがデジタル形式で提供されるようになった今日,市販ソフトウェアの操作をおぼえさえすれば,誰でも地理データを加工・処理することができる。しかし,その処理の根底にある原理を知らないと,データに対し不適切な処理を行うことにもなる。本ゼミナールでは,地形モデルに対する計量地形学的処理や画像処理,またデータ補間などを題材としつつ,地理情報処理の原理を学習する。テキストは以下の書籍から抜粋する。 P. A. Burrough and R. A. McDonnell (1998) Principles of Geographical Information Systems. 本書については,その旧版が邦訳されている(安仁屋・佐藤訳『地理情報システムの原理』古今書院)ので適宜参照されたい。 並行して学習した処理手順をコンピュータ・プログラムに実装する。処理対象のデータ素材としては,地形(Digital Elevation Model : DEM)や画像といったラスター型のデータを主に利用し,C++言語によるプログラミングを通して,計量地形学的分析・画像処理・補間処理などを実行する。処理結果はmapRaster2などを用いてヴィジュアルにその効果を確認することができる。 |
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Evaluation Methods and Policy | 出席状況および課題提出 | |||
Course Requirements | コンピュータ・プログラミングについて,ある程度の予備知識を持っていることが望ましいが,初心者に対しても必要な手ほどきを行う。受講希望者が多い場合には,小テスト等で選抜し,25名程度に抑える。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | コンピュータ・プログラミングの実習を含むので,必要に応じ予習・復習すること。プログラミング開発環境や担当教員が開発したソフトウェアは無料で利用できる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 講読資料は授業中に配布する。 | ||
References, etc. | 上記参照。その他,授業中に随時紹介する。 | |||
Related URL | http://www.hgeo.h.kyoto-u.ac.jp/ogata/ |