Regional Geography
Numbering Code | U-LAS05 10009 LJ23 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | All students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.3 |
Instructor name | OGATA NOBORU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 関西地方を中心としたミクロなスケールでの地誌から始め,平安京プランなど都城制の地域間の比較を軸として,シルクロードを中心としたユーラシア地域の地誌を展開する。主に歴史的都市を扱う関係上,史料の講読なども行う。説明のために空中写真・衛星写真やコンピュータで利用可能なグローバル・デジタル地理情報を活用する。 | ||
Course Goals | 地域文化に根ざした地理的事象について理解するとともに,地域間の文化的相互作用についても洞察を深めることを目標とする。 | ||
Schedule and Contents |
§1.景観とは何か?‥‥地理学用語としての景観の意味を,日常用語としての景観と比較しつつ考察する。(1, 2回) §2.地域地理学(地誌学)の立場‥‥法則定立的な学問と個性記述的な学問との立場の違いについて考える。 (3, 4回) §3.平安京の立地とプラン‥‥今日の京都の街の基礎となった平安京のプランがどのように施行されたか紹介する。また平安京の人々の暮らしを『新猿楽記』(11世紀)の記述をもとに考える。(5, 6, 7回) §4.関西地方の歴史地誌‥‥平城京の立地とプラン,条里制などについて考察する。 (8, 9回) §5.東アジア都城制の比較考察‥‥高句麗・渤海の都城と山城,中国の古代都城の立地とプランなどを紹介する。(10, 11, 12回) §6.西アジア都城の立地とプラン‥‥先史時代の遺丘(テル),フェニキア港湾都市の特徴,ヘレニズム時代の植民都市の立地とプランなどについて考察する。 (13, 14回) |
||
Evaluation Methods and Policy | 筆記試験などによる。また,出席確認を兼ねて,予告なしに小テスト・アンケートなどを行う場合がある。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎回の授業を復習し,授業中紹介した文献等を必要に応じ参照すること。 | ||
Related URL | http://www.hgeo.h.kyoto-u.ac.jp/ogata/ |