Regional Geography

Numbering Code U-LAS05 10009 LJ23 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name KOJIMA YASUO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 地域への地理学的アプローチ。
人びとの暮らしを支える地域を、地理学はどのように捉えてきたのか、そして地誌をいかに書いてきたのかについて考えてゆく。
Course Goals 地域地理学の実際の研究過程、地理教育、地域論、地誌の伝統、さらに学史を考えることで、地域地理学の基本的な事項を理解する。
Schedule and Contents 以下のような課題について、1課題あたり1~2週の授業をする予定である。授業回数は15回、最終回はフィードバック。
(1)地域地理学と地理学:地域とは何か?
(2)地域を考える:地域を共感的に理解するとは?
(3)地域を調べる:なぜフィールドにでかけるのか?
(4)地域を伝える:ステレオタイプ化を避けるためには?
(5)等質地域:地域はどのように把握されてきたのか?
(6)機能地域:もう一つの地域の捉え方とは?
(7)風土記:なぜ地誌は書かれたのか?
(8)方志:中国で書き継がれてきた地域とは?
(9)近代と中国地誌:近代に中国をいかに書いてきたのか?
(10)近代地理学と地域:科学としての地理学の形成の過程とは?
(11)英語圏における展開:地域地理学の革新とは?
(12)新しい地域地理学:地域そのものが問題?
(13)地図と京都:地図の大切さとは?
Evaluation Methods and Policy 主に期末試験による(8割)が、授業への参加度を加味する(2割)。
授業への参加度は課題レポートの提出によって測る。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業ごとに提示される課題レポートに取り組むことで、授業内容の理解を深め、さらに自らの興味関心に応じて発展させることが可能となる。なお課題レポートは3回の提出を標準とする。
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