Topics in Human Geography II(Rural Settlement)
Numbering Code | U-LAS05 20011 LJ39 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | All students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Fri.2 |
Instructor name | KOJIMA YASUO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
テーマ:農村への人文地理学的アプローチ。 人文地理学は農村の何を明らかにしようとしているのだろうか。大きく変わってゆく農村をどのように対象にすえ、考察してきたのかについて、具体的な事例を通して考えてゆく。 |
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Course Goals |
農村地理学の概要を理解する。 農村が直面している課題を解決するための思考力を習得する。 |
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Schedule and Contents |
以下のような課題について、1課題あたり1~2週の授業を行う。具体的な事例、とくに中国と日本の農村を主要なフィールドとして、農村地理学を概観してゆく。授業回数は15回、最終回はフィードバック。 1.農村性:農村とは何か? 2.生活空間:農民の活動から考える農村とは? 3.集落形態:なぜ集まって住むのだろうか? 4.土地利用:土地利用に表れた農村変化とは? 5.農業の構造変化:生産主義農業による農村変化とは? 6.農村政策:政策変遷と農村の関係は? 7.人口変動:農村の人口変動における都市の役割とは? 8.近郊:近郊に表れた中国農村の特徴とは? 9.農村工業:農村開発の中国モデルとは? 10.グローバル化:グローバル化は農村をどう変えるのか? 11.農村の商品化:なぜ農村に住みたいのか? 12.農村居住:田園回帰が示す都市農村関係の変化とは? 13.持続可能性:農村の20世紀を相対化するとは? |
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Evaluation Methods and Policy |
主に期末試験による(8割)が、授業への参加度を加味する(2割)。 授業への参加度は、課題レポートの提出によって測る。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業ごとに提示される課題レポートに取り組むことで、自ら関心あるテーマについて発展的な理解を増進する。なお課題レポートの標準的な提出回数は3回とする。 |