Introductory Seminar on Vision Science

Numbering Code U-LAS04 20025 SJ46 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name SAIKI JYUN (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 講義形式の授業では伝えることの困難な「視覚科学」の研究の実際の現場に触れ、視覚による認識過程を科学的に研究する方法に関する知識を体験的に得ることを目指す。具体的には担当教員の研究室で行っている研究手法(行動実験、脳波測定実験、眼球運動測定実験など)を取り上げ、実験現場への参与観察(実験協力者としての参加を含む)と、実験手法に関するチュートリアルとディスカッションを通して研究の実際を理解する。
本講義では、各研究手法を用いたやや先端的な実験などを取り上げる。
Course Goals 視覚に関する心理学実験を体験することにより、実験研究の基本的考え方を体験的に学ぶ。教科書的な知識と研究現場の関係、つながりを理解する。
Schedule and Contents 第1回:オリエンテーション
第2回:行動実験 データ収集
第3回:行動実験 実験の解説
第4回:行動実験 結果の予測(グループディスカッション)
第5回:行動実験 データ分析
第6回:行動実験 関連論文の輪読
第7回:行動実験 結果のまとめと解説、ディスカッション
第8回:眼球運動測定実験 データ収集
第9回:眼球運動測定実験 実験の解説
第10回:眼球運動測定実験 結果の予測(グループディスカッション)
第11回:眼球運動測定実験 データ分析
第12回:眼球運動測定実験 関連論文の輪読
第13回:眼球運動測定実験 結果のまとめと解説、ディスカッション
第14回:まとめ、質疑応答、全体のディスカッション
第15回:フィードバック
Evaluation Methods and Policy 参加者は毎回の授業に出席しディスカッションに参加するとともに、PandAの課題ツールを使ってコメントを提出する。これを平常点とする。また、関連論文の輪読の回に論文担当を行う。さらに、取り上げた2つのテーマに関してレポートをまとめ提出する。レポートの内容は
・授業内容のまとめ(研究手法についての知識の整理)
・その研究手法を用いた具体的な研究のアイディア
・その研究手法に関する意見(手法の限界、利点、改善点、など)

成績評価の方法
平常点 25% 論文発表 25% レポート 50% 
素点(100点満点)で評価する。
Course Requirements ILASセミナー:視覚科学を履修していることが望ましいが、必須ではない。ただし、履修希望者多数の場合は、ILASセミナー履修者を優先する。
Study outside of Class (preparation and review) 授業時間外に実験のデータ収集を行う場合がありうる。
PAGE TOP