ILAS Seminar :Vision Science

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name SAIKI JYUN (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 講義形式の授業では伝えることの困難な「視覚科学」の研究の実際の現場に触れ、視覚による認識過程を科学的に研究する方法に関する知識を体験的に得ることを目指す。具体的には担当教員の研究室で行っている研究手法(行動実験、fMRI実験、眼球運動測定実験など)を取り上げ、実験現場への参与観察(実験協力者としての参加を含む)と、実験手法に関するチュートリアルとディスカッションを通して研究の実際を理解する。
Course Goals 視覚に関する心理学実験を体験することにより、実験研究の基本的考え方を体験的に学ぶ。教科書的な知識と研究現場の関係、つながりを理解する。
Schedule and Contents 前期のILASセミナー:視覚科学では、各研究手法による基本的な実験などを取り上げる。

第1回:オリエンテーション(必要な場合は履修制限)
第2回:視覚科学の研究手法の概説(レクチャー)
第3回:行動実験1(心理物理実験)実習
第4回:行動実験1(心理物理実験)結果の予測(グループディスカッション)
第5回:行動実験1(心理物理実験)結果の解説、まとめ、ディスカッション
第6回:行動実験2(認知実験)実習
第7回:行動実験2(認知実験)結果の予測(グループディスカッション)
第8回:行動実験2(認知実験)結果の解説、まとめ、ディスカッション
第9回:眼球運動測定実験 実習
第10回:眼球運動測定実験 結果の予測(グループディスカッション)
第11回:眼球運動測定実験 手法、結果の解説、まとめ、ディスカッション
第12回:fMRI実験 実習
第13回:fMRI実験 解説とディスカッション
第14回:まとめ、質疑応答、全体のディスカッション
第15回:フィードバック
Evaluation Methods and Policy 参加者は毎回の授業に出席しディスカッションに参加するとともに、各回の授業に関してPandAでコメントを提出する。これを平常点とする。また、授業で取り上げるテーマごとにレポートをまとめ提出する(計4回)。レポートの内容は
・授業内容のまとめ(研究手法についての知識の整理)
・その研究手法を用いた具体的な研究のアイディア
・その研究手法に関する意見(手法の限界、利点、改善点、など)

成績評価の方法
平常点 25% 発表・レポート 75%
素点(100点満点)で評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業時間外にデータ収集や実習を行う場合がありうる。
PAGE TOP