Relationship Development II
Numbering Code | U-LAS04 20013 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name | OOKURA TOKUSHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 周囲他者や社会・文化的状況との関係性から人間の形成過程を理解しようとする関係発達論の立場から、主として乳幼児期の「子ども-養育者」関係の発達過程を明らかにする。現在の自分がどのようにして形作られてきたのかを知ると同時に、「育てる者」になっていく上での実践的知識を身につける。 | |||
Course Goals |
育てられる者が育てる者になっていくプロセスを理解し、自らがいかなる「育てる者」になっていくかを自覚的に考えることができる。 「~できる」ことばかりを人間の発達ととらえる個体能力論的枠組みを相対化し、人としての心を育んでいくことの重要性を理解できる。 |
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Schedule and Contents |
以下の各テーマにつき、1テーマあたり1~2週をかけて授業をしていく予定である。 1.関係発達論という考え方(第1~2回) 2.出産・子育てをめぐる社会状況と若者の意識(第3回) 3.妊娠・出産をめぐる女性の心理(第4回) 4.誕生から生後3ヶ月の「子ども-養育者」関係(第5~6回) 5.生後4ヶ月から1才までの「子ども-養育者」関係(第7~8回) 6.1才代の「子ども-養育者」関係(第9~10回) 7.2才から3才にかけての「子ども-養育者」関係(第11~12回) 8.保育の場における諸問題(第13~14回) 9.フィードバック(第15回) |
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Evaluation Methods and Policy | 期末レポート(1回)、授業内の小課題。配点比は60:40程度。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書を読んで予習、復習をしておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 育てる者への発達心理学, 大倉得史, (ナカニシヤ出版) |