Pedagogy I

Numbering Code U-LAS04 10001 LJ47 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Thu.3/Fri.3
Instructor name KURAISHI ICHIROU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course この授業では、教育現象を社会的広がりの中に位置づけて捉える視点、すなわち教育社会学的なものの見方を学ぶ。大きく教師、子ども(生徒)、学校というシステムにセクションを分け、それぞれの主題が教育社会学者の手でどのように「料理」されていくかを解説する。教育社会学のいくつかの代表的な学説も紹介する。また、抽象的な内容を具体的素材の提示によって理解を深めるため、小説テクストや映画などの映像資料を紹介する。
Course Goals 教育現象を社会的広がりの中で捉える視点の獲得、および批判的思考方法の獲得をめざす。
Schedule and Contents 1回.教育社会学のパースペクティブ
2~6回.教師の世界
 (1)教師に求められる品格と息苦しさ
 (2)「女教師」をとりまく問題
 (3)教師の権力と秩序維持
 (4)組織人としての教師の「自由」
 (5)教員養成の課題
7~10回.生徒(子ども)の世界
 (1)長期欠席・不登校の壁
 (2)準拠集団と社会化
 (3)「見えない子ども」からの教育の告発
 (4)いじめと「スクールカースト」問題
11回~14回.学校というシステム
 (1)選別としての教育
 (2)戦後教育の淵源
 (3)教科書問題に見る平準化と統制のジレンマ
 (4)社会移動と学校
15.定期試験
16.フィードバック
Evaluation Methods and Policy 定期試験で評価する。なおコロナウイルス感染症拡大の状況によっては変更になる可能性がある。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業後に教科書を読み直し、ノートをよく見返すこと。
Textbooks Textbooks/References テクストと映像がひらく教育学, 倉石一郎, (昭和堂), ISBN:978-4-8122-1806-8
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