Japanese Philology and Literature II｜Kyoto University OpenCourseWare

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Japanese Philology and Literature II
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Numbering Code	U-LAS02 10008 LJ36	Year/Term	2022 ・ Second semester
Number of Credits	2	Course Type	Lecture
Target Year	All students	Target Student	For all majors
Language	Japanese	Day/Period	Wed.2
Instructor name	YAMAMOTO JUNKO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course	本授業では「『源氏物語』を読む・知る・味わう」と題して、『源氏物語』を読む。扱う巻は前期の「国語国文学Ⅰ」からの継続となるが、本時からの受講でも十分理解可能である。現在『源氏物語』は世界の約30の国と地域において翻訳されており、グローバルな古典と言える。『源氏物語』の内容を教養として備え、また語れることには、受講者の所属学部や専攻を問わず、私的にはもちろん社会を生きる上でも価値がある。『源氏物語』の各巻を辿り、その内容に触れるとともに、それぞれのストーリーが内包する問題や深い人間洞察、情念のあり方を学ぶ。
Course Goals	授業で扱った『源氏物語』各巻の概要を理解し、それを説明できる。授業で扱った『源氏物語』各巻から自分なりの問題を発見し、それを説明できる。
Schedule and Contents	第1回　桐壺～花宴の振り返り第2回　葵１第3回　葵２第4回　賢木と花散里第5回　須磨第6回　明石第7回　澪標第8回　蓬生第9回　関屋第10回　絵合第11回　松風第12回　薄雲１第13回　薄雲２第14回　朝顔第15回　フィードバックなお、授業の進度は、授業形態・受講者の興味関心などを考慮して変更することもある。
Evaluation Methods and Policy	学期末試験（筆記）により評価する。
Course Requirements	None
Study outside of Class (preparation and review)	前時の内容を再読する、また、授業で扱わなかった箇所を参考書等で確認する。学期末試験のため、各巻の修得後に自分の言葉で概要と問題発見を作成する。
Textbooks	Textbooks/References	プリントを配布する。
References, etc.	平安人の心で「源氏物語」を読む, 山本淳子, (朝日新聞出版、2014年), 源氏物語の概要を知る入門書です。新編日本古典文学全集　源氏物語➁, , (小学館、1995年), 最も普及している注釈書です。古典文学の本文と現代語訳を合わせて読むことができます。源氏物語を読む, 高木和子, (岩波書店、2021年), 源氏物語の全体像が把握できます。