Reading in Japanese Classics II
Numbering Code | U-LAS02 20010 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | HASEGAWA CHIHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」とは藤原俊成の言葉であるが、歌人や連歌師は、『源氏物語』のどのような言葉・場面に魅力を感じ、その詩想を養ったのであろうか。このような観点から、文安六年(1446)、祐倫の手になる『山頂湖面抄』という源氏物語梗概書を読む。併せて『源氏物語』本文や、それを享受した作例等にも触れ、巻ごとに源氏絵を参照する。 | |||
Course Goals |
・講義中に取り扱った『源氏物語』本文、及びその梗概書や享受作品の内容を理解し、説明できる。 ・歌人・連歌師による『源氏物語』享受の特色を理解し、説明できる。 |
|||
Schedule and Contents |
第1回『山頂湖面抄』概説・蛍 第2回 常夏・篝火 第3回 野分・行幸 第4回 藤袴・真木柱 第5回 梅枝・藤裏葉 第6回 若菜上・若菜下 第7回 柏木・横笛 第8回 鈴虫・夕霧 第9回 御法・幻 (匂宮・紅梅・竹河は割愛する) 第10回 橋姫・椎本 第11回 総角・早蕨 第12回 宿木・東屋 第13回 浮舟・蜻蛉 第14回 手習・夢浮橋 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||
Evaluation Methods and Policy | 定期試験(筆記)により評価する。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎回、授業の予習として、講義で取り上げる『源氏物語』の巻を原文で通読しておくのが望ましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント配布。 |