The Science of Language Aspect of the Japanese Language II
Numbering Code | U-LAS02 10014 LJ37 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.3 | |
Instructor name | SANO HIROSHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 日本語学研究について基礎的な知識を習得することを目的とする。日本語学研究の問題について日本文学に関連することも含めて幅広く触れる。 | |||
Course Goals | 日本語学の基礎的な知識について、系統的にあるいは体系的に説明できることを目的とする。 | |||
Schedule and Contents |
1 日本語学導入(言語場、表現と理解の構造と文法の位置) 2 文法論①(品詞論と記述文法の立場) 3 文法論②(文章、文、文節、語、形態素) 4 文法論③(品詞論:学校文法との異なり) 5 文法論④(形態論:「活用」) 6 文法論⑤(構文論:「接続」のあり方) 7 文法史①(奈良・平安時代を中心に) 8 文法史②(鎌倉・室町時代を中心に) 9 文法史③(江戸から明治へ、近代語の世界) 10 文体論①(表記体と文体の対立:訓読) 11 文体論②(表記体即文体の成立:仮名文) 12 表記論①(万葉仮名の形成) 13 表記論②(万葉仮名から平仮名・片仮名の形成) 14 まとめ・確認試験(授業中に課す試験です) 15 フィードバック 以上のうち、品詞論、文法史は複数回にわたる項目がある。全15回を予定しているが、受講生の理解度にあわせて項目を省略することがある。 |
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Evaluation Methods and Policy | 講義期間の最終日に基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。 | |||
Course Requirements | 前期開講の言学Ⅰを受講していることが望ましい。言学Ⅱのみの受講でもよいが、その場合はテキストの「音声」、「語彙」、「文字」の項目を熟読しておくこと。言学Ⅱでは、これらの項目についての基礎知識があるものとして講義する。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 参考文献について一読しておくことが望ましい。小テストは事前に範囲を指定するので参考文献を含めて復習をしておく必要がある。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
改訂版 日本語要説 , 山梨正明他, (ひつじ書房), ISBN: 4894764687
プリントを配付することがある。テキスト記載の参考文献については一読をしておくことが望ましい。 |