Theory of Musical Art II
Numbering Code | U-LAS02 10004 LJ35 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | SHIMADA KUMI (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、教育家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。 音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
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Course Goals | 音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
初回に「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2~3回の講義を行う。(フィードバックを含め全15回) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.木村敏(1931-2021) 日本・精神科医 5.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 6.マリー・シェーファー(1933-2021) カナダ・作曲家 |
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Evaluation Methods and Policy | リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%) | |||
Course Requirements | 音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 授業内で適宜資料を配布する |