Theory of Musical Art I
Numbering Code | U-LAS02 10003 LJ35 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | SHIMADA KUMI (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
「癒し」という観点から音楽史を捉える。音楽は有史以来、多くの文化において人びとの「癒し」として機能してきた。その際、音楽はどのような文脈で用いられ、概念化されてきたのか。その歴史的変遷を主に西洋思想のなかに探る。 |
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Course Goals | 音楽と癒しの関係について、時代ごとの特徴と歴史的背景を理解し、関連する基礎的な諸概念と音楽理論の知識を習得する。そのうえで、「音楽と癒し」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
初回に「音楽と癒し」というテーマについて概説したのち、以下の項目について、それぞれ2~3回の講義を行う。(フィードバックを含め全15回) 1.先史時代~文明化初期における音楽と癒し 2.古代ギリシャにおける音楽と癒し 3.中世における音楽と癒し 4.ルネサンス期における音楽と癒し 5.バロック期における音楽と癒し 6.18~20世紀における音楽と癒し |
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Evaluation Methods and Policy | リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%) | |||
Course Requirements | 音楽芸術論II(後期)との連続した履修を推奨する。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。入門的なものでかまわないので、音楽史の研究書をあらかじめ通読しておくことが望ましい。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 授業内で適宜資料を配布する |