Introductory Seminar on Oriental History I
Numbering Code | U-LAS01 20010 SJ38 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 | |
Instructor name | TSUJI MASAHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
「中国史の名場面を漢文で読む」 中国史の名場面を原文で読んでみよう! この授業では、中国史の名場面を記した漢文史料を「訓読」して、その内容を理解することを目的とします。 教科書だと1~2行で片付けられている事件でも、史料では何ページもわたって事の次第が詳細に記され、行間から登場人物の息づかいを感じることができます。この機会を利用して、史料解読の醍醐味を少しでも味わってみてほしいと思います。 今年度の授業では、『資治通鑑』(北宋・司馬光編)のうち、隋唐史のトピックスを選んで読んでいきます。 |
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Course Goals | 伝統中国を知るための基礎となる「漢文」の読解について、基礎的な知識を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
●初回授業時の「ガイダンス」に、授業の進め方について説明しますので、必ず出席すること。 ●訓読の技法を身につけることを第一の目的としますので、2週目以降の授業では、それにふさわしいテキストを会読します。 ●授業時には、あらかじめ担当を決めずにこちらが指示した箇所を訓読していただきます。それをふまえて質疑・解説を行います。 ●必要に応じて、授業時に漢和辞典を引いて調べてもらうつもりです。必ず「紙の辞書」を持参すること! ●授業終了後、こちらが指定する締切日時までに、授業時に読み進んだ部分について「読み下し文(訓読文)」をPandAに提出していただきます。 ●授業回数はフィードバックを含めて全15回とします。 |
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Evaluation Methods and Policy |
授業後に毎回提出していただく「読み下し文(訓読文)」の成績(「課題」として評価します。60%)と、授業参加に対する評価(40%)とを総合して、成績を判定します。単に出席するだけでは「単位」を取ることはできません。 【重要】3度の欠席(「課題」不提出を含む)で「不可」となりますので、ご注意下さい。 |
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Course Requirements |
漢和辞典の引き方がわかっていること。 漢文の「訓読(訓み下し)」について、基本的な知識を備えていること。 ※現代中国語と漢文とは別物とお考え下さい。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 高等学校で学習した「漢文」の基礎について、きちんと復習しておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | こちらでテキストを用意し、配布します。 |