Introductory Seminar on Oriental History II

Numbering Code U-LAS01 20011 SJ38 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.3
Instructor name OTA IZURU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 中国近世(明清時代)の平易な漢文を講読する。受講生は必ず予習し、書き下し文と現代語訳を準備して参加すること。この授業を通じて、中国近世の平易な漢文の読解力を身につけるとともに、史料をどのように扱うかといった実証的な分析力をも養うことを目的としている。また字典・事典・地図集・年表などの工具書についても紹介・使用し、中国史研究のための基礎的な技術を習得してもらいたいと考えている。
Course Goals 漢文の訓読の基礎を養うこと、明清時代の基礎知識を身につけること。
Schedule and Contents 授業中にはテキストとする漢文(現在のところ趙翼『廿二史箚記』や地方志の記事などを予定している)を輪読してもらう。漢字一字一字にこだわりながら解釈すると同時に、平易な文章を多めに読むことで漢文に慣れてもらいたい。
第1回:ガイダンス、工具書の説明
第2回:趙翼『廿二史箚記』弥勒仏謡言
第3回:趙翼『廿二史箚記』牛腹療重傷
第4回:趙翼『廿二史箚記』鄧茂七
第5回:趙翼『廿二史箚記』曽一本
第6回:趙翼『廿二史箚記』金義宗
第7回:趙翼『廿二史箚記』嘉靖中倭寇之乱
第8回:江蘇省地方志(風俗)
第9回:江蘇省地方志(宗教)
第11回:上海市地方志(風俗)
第12回:上海市地方志(宗教)
第13回:浙江省地方志(風俗)
第14回:浙江省地方志(宗教)
第15回:フィードバック(後日連絡する)
Evaluation Methods and Policy 平常点(出席状況50+予習25+授業内での発言25)で評価する。初回の授業で詳細に説明するので、この授業をとる可能性のある人は必ず初回に来てください。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 毎週、授業には必ず予習・復習をしてのぞむこと。少なくとも『新字源』『東方年表』『大漢和辞典』『漢語大詞典』『中国歴史地図集』などの工具書を用いて予習し、必要箇所についてはコピーして持参する。予習していない場合には欠席と見なすので注意して欲しい。
Textbooks Textbooks/References テキストは授業中に適宜配布する。
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