Oriental History I

Numbering Code U-LAS01 10005 LJ38 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.2/Thu.3
Instructor name OTA IZURU (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 隣の大国である中国はいろいろな意味で我が国日本や世界に大きな影響を与えつつある。本授業では、そうした中国の歴史と現在を理解するうえでいくつかの重要なトピックを取り上げながら解説を加えていく。受講生には、近年新聞やテレビで見かけることの多い現代中国に関する情報を自分なりに分析するための必要なツールを身につけてもらいたい。
Course Goals 過去・現在の中国と世界との関わり(特に近世~現代)について概説的な知識を身につける。
Schedule and Contents 第1回:ガイダンス
第2回:現代中国と歴史学者
第3回:地域社会論とは何か?
第4回:歴史学とフィールドワークの系譜
第5回:歴史学とフィールドワークの実践
第6回:華南農村の特色
第7回:村の歴史をたどる(1)――村落共同体論
第8回:村の歴史をたどる(2)――移住と定着
第9回:水上に暮らす人びと
第10回:水上世界に生き続ける「伝統」
第11回:近世~現代中国の政治と感染症
第12回:語られる「血防工作」と「血防精神」
第13回:中国のアフリカ進出と輸入感染症
第14回:「一帯一路」構想と中国経験の輸出
第15回:フィードバック
Evaluation Methods and Policy 期末試験(論述、持ち込み不可)/授業中の小テスト(3回ほど、持ち込み不可)/平常点(出席と参加の状況)などによって総合的に評価を行なう。割合は50%/20%/30%を予定しているが、詳細は初回授業(ガイダンス)にて説明するので必ず出席すること。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業中に参考すべき論文や図書を紹介するから、それらを予習として読んだうえで授業に参加するか、あるいは復習として授業後に読んで欲しい。期末試験には、授業中に紹介した参考文献を読んでいるものとして出題するから注意しなさい。
Textbooks Textbooks/References 中国農漁村の歴史を歩く(学術選書), 太田 出, (京都大学学術出版会), ISBN:978-4-8140-0320-4, 授業はこの本を読んで予習していることを前提として話しますので購入をお願いいたします。
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