Philosophy I
Numbering Code | U-LAS00 10001 LJ34 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 | |
Instructor name | TODA TAKEFUMI (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
テーマ:世界について 哲学は、われわれの身の回りにある多くの問題を考えるが、しばしば、その問題を考える際に、われわれがどのようなことを前提にしているのかという、われわれ自身の思考の枠組みを考察しながら、個別の問題に取り組もうとする。そしてその作業はまた、さらにどのような前提がそこにあるのかということを問題にする、というように深く物事を探り続けていかなければならないことが多い。その作業は、結局のところ、われわれが生きている世界をどのようなものとして考えるのかという問題に関わってくる。 そこでこの講義では、地理的でも歴史的でもない観点から、世界というものがどのようなものであるのかという考えを通して、その中でわれわれがどのように考え生きていくべきかについて考えて見る。 |
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Course Goals |
・ある問題を考えるときに、しばしばわれわれが無批判に前提している前提が存在していることを意識し、自分の思考それ自体とより深く向き合うことを学ぶ。 ・哲学者の考えと向き合うことにより、知識を広げるだけでなく、どのようにそれら他者の思考を捉え直すのかということを学ぶことにより、教養を高める。 |
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Schedule and Contents |
講義ではあるが、学生との対話を通して修正を行うため、大まかなテーマで記す。 1. 導入 2-4. 主観的な世界と客観的な世界 5-6. 関連する哲学史1 7. 他者 8-10. 科学 11-12. 関連する哲学史2 13-14. 世界について 順番には変更あり 授業回数はフィードバックを含め全15回とする |
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Evaluation Methods and Policy | 期末試験によって判定する。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
・講義で扱う哲学者に関する最低限の知識(代表的な著作名など)を頭に入れたうえで授業に臨むこと。 ・復習に際しては、授業内容をたんに反復して覚えるだけではなく、哲学者たちの主張を自分なりに批判的に捉えることにも挑戦してほしい。 |
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Textbooks | Textbooks/References | プリントを配布し、それに即して講義を進める。 | ||
References, etc. | 世界について, 戸田剛文, (岩波書店), ISBN:978-4005006755 |