Mythology I

Numbering Code U-LAS00 20007 LJ34 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.4
Instructor name IWATA FUMIAKI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 神話は人間存在にとっていかなる意味があるのでしょうか。神話への問いは、神話を必要とする「人間」への問いでもあります。思想家の説を紹介しながら、神話の肯定的側面と否定的側面を考察し、「人間」探求を深めていきます。
Course Goals 神話理解を深めることで、神話世界に生きた人々の理解を深めることができる。人文科学の方法論の一端を学ぶことができる。
Schedule and Contents 神話について考察した思想家が神話に取り組んだ姿勢の中には、近代の人間像を捉え直そうとする方向性を認めることができる。次のような思想や思想家を手がかりに、神話と人間との関係を考察してみたい。

1.神話とはなにか。昔話や物語との違いなどを考察する(第1回~第2回)。
2.古典的神話論。古代ギリシアと19世紀の神話論を紹介し、神話への古典的な見方を明らかにする(第3回~第5回)。
3.二ーチェ、フロイト、ベルクソン、レヴィ=ストロース、エリアーデ、キャンベルの人間理解と神話解釈(第6回~第14回)。

フィードバック:詳細は別途連絡する。
Evaluation Methods and Policy 平常点評価(50点)とレポート試験(50点)
平常点は、授業内容に伴う、理解の確認や意見の表明によって判断する。
レポート試験は、授業の内容の理解を問うとともに、授業で取り上げた思想書に関するものを予定している。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 予習としては、予め紹介した次回の授業の主題に関わる文献を読んでおく。
授業後には、授業で紹介をしたいくつかの文献を読み、授業で説明した主題の理解を深める。
References, etc. 神話学入門, 松村一男, (講談社学術文庫 ), ISBN:978-4-06-514523-4
そのほか随時、紹介する
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