Seminar on Chinese Society IIB
Numbering Code |
U-HUM32 34447 SJ38 U-HUM32 34447 SJ34 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 3rd & 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.5 | |
Instructor name | FUKUTANI AKIRA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
「唐宋変革論」再考 内藤湖南によって提唱され、宮崎市定によって発展させられた唐宋変革論とは、唐代と宋代の間に、社会・文化・経済など多方面にわたる社会変動を見出す学説である。議論の枠組みとして、幅広く受け入れられたきた面がある一方で、国内外で多くの議論をも巻き起こしおり、特に近年では大陸で全面的に批判を試みる論考も出てきている。この演習では、各回、唐宋変革論に関わる様々な論文の内容を参加者とともに検討する。 |
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Course Goals | 先人の研究を正しく理解し、また正しく批判し、また批判を通じて研究を新たに展開させることを知り、歴史・思想の研究方法を身に着けたい。 | |||
Schedule and Contents |
基本的に以下のプランに従って講義を進めるが、進度や受講者の希望によっては変更もあり得る。 第一回 ガイダンス 第二回~第四回 内藤湖南と宮崎市定の唐宋変革論 第五回~第六回 唐宋変革論に対する批判的研究 第七回~九回 唐宋変革論の発展的研究 第十回・第十一回 欧米の研究 第十二回~第十四回 近年の大陸の研究 第十五回 まとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 毎回、担当者がレジュメを発表し、他の参加者とともに内容を検討する。成績は出席状況・発表内容・積極性などを勘案して、総合的に評価する。試験は行わない。 | |||
Course Requirements |
辞書を使って古典漢語を読む作業が多い。 原文は、訓読もしくは中国語音読。 一部で英語の文献も取り上げる。 |
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Study outside of Class (preparation and review) | 担当者以外のものも必ず予習してくること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 演習で用いるテキストは講義中に配布する。 |