Seminar of Cultural Anthropology A
Numbering Code | U-HUM42 36344 SJ40 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 3rd & 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | KAZAMA KAZUHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 文化人類学およびその隣接領域から英文もしくは和文の文献を選び、履修生が輪読して議論する。担当者が自ら選択した章を要約し、関連文献を紹介しながら疑問点や問題点を抽出して考察し、レジュメにまとめて発表する。近年の人類学関連の理論や方法論、あるいは個別の主題(記憶・歴史、ライフストーリー等)に関わる文献をとりあげる。 | |||
Course Goals | 文化人類学に関連する文献の読解力を高めるとともに、人類学に関わる重要な概念や理論の理解を目指す。また、文章の要約する能力や論理的思考力を高め、質疑応答を通じた議論する能力を実践的に習得する。 | |||
Schedule and Contents |
(1)イントロダクション(第1回) (2)基本概念や用語の把握(第2回~第5回) 基本文献の購読により、記憶・歴史、ライフストーリーに関わる研究の潮流を追いながら、人類学的思考に基づいて問題点の抽出を行う。 (3)エスノグラフィの分析・考察(第6回~第13回) 現代世界における他者との接触や軋轢に関わる文献をとりあげ、具体的なエスノグラフィの分析に基づき、人類学的研究に関わる記憶・歴史について考察する。教員による解説に加えて、受講生の興味関心や問題意識に即した文献の内容を担当者が発表し、参加者全員で議論する。 (4)まとめ(第14回~15回) 授業の成果をまとめ、問題点や理論的方向性に関する総合討議を行う。 |
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Evaluation Methods and Policy | 出席・議論への参加と発言(3割)、発表とレジュメの質(7割)に基づいて判断する。 | |||
Course Requirements | 授業担当者を主指導教員として卒業論文を書く場合には、必修である。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前にテクストを読み、関連文献に当たったり、用語の下調べを行う必要がある。発表者は、内容を要約してレジュメを作成する。授業後にテクストを読み返して理解を深める。グループで担当する場合には、事前に議論を深めておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 必要箇所についてはプリントを配布する。 |