Introductory Seminar: Law and Contemporary Society
Numbering Code | U-HUM31 14181 SJ41 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar |
Target Year | From 1st to 4th year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 |
Instructor name | MIHIRA TSUKASA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 現代社会では多様な問題が解決を迫られているが、法は、そのような問題の解決手段として呼び出される一方で、しばしばそうした問題を生み出す原因にもなっている。本ゼミナールでは、現代社会の諸問題に、現代法システムがどのように関わっており、また関わるべきかについて考察する。「社会を通して法を知る」とともに、「法を通して社会を知る」機会となるようにしたい。 | ||
Course Goals | 現代法システムをめぐる諸問題について、基礎的な知識と分析の視点を修得することを目標とする。 | ||
Schedule and Contents |
【第1回】 オリエンテーションの回として、授業の進め方や、授業の準備・報告の方法について説明する。 【第2回―第14回】 各回とも、現代の法システムに関わる問題について、事前に指名された担当者の報告後、全員が参加して議論を行う形式をとる。報告にあたり、文献があらかじめ指定される場合と、報告者の自由に委ねられる場合がある。 取り上げる問題については、できるだけ幅広いものとすることを考えている。「刑事司法制度の行方」(裁判員制度、死刑制度等)、「法とコミュニティ」、「法とマイノリティ」、「裁判所の機能」などを予定しているが、受講生の人数や背景的知識、時事的な問題状況などに応じて変更する場合もある。 【第15回】 まとめの回として、これまでの議論を評価・総括する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(出席状況および討論への貢献度:50%、報告担当回のパフォーマンス:50%)により、評価する。 なお、4回以上の欠席は、不合格とするので注意すること。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各回とも、指定された文献を読んだ上で、授業に臨んで下さい。また、日頃から新聞やニュース番組等を通して、法・政治・社会に関する幅広い問題について知見を拡げるように心掛けて下さい。 |