Mechanism of Movement

Numbering Code U-HUM21 18217 LJ26 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 1st to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name KUSHIRO KEISUKE (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 身体の動きがつくられ上達していくしくみについて学ぶ。
運動の指令は大脳皮質でつくられ、脊髄を経由して筋を収縮させる。運動の結果は感覚器からフィードバックされ、中枢において評価と修正がなされる。これによりヒトは身体をうまく制御し、目的の行為を達成させている。本講義ではこれらの一連のハードウェア的要素について、神経科学、運動科学、スポーツ心理学の観点より解説する。さらに、一流スポーツ選手や指導者の取り組みに関するソフトウェア的要素にもふれ、運動パフォーマンスを向上させる方法についての知識と考えを深める。
Course Goals 本講義を通して、運動がうまくなるための幅広い知識習得を目指す。
Schedule and Contents 授業はフィードバックを含め全15回の実施を予定している。
毎回授業前半部では、一流スポーツ選手や指導者、競技団体における運動パフォーマンス向上の取り組みを紹介する。
授業後半部では、以下のトピックについて扱う。

・イントロダクション
・脳神経系の概略
・脊髄から運動指令が出力されるしくみ
・脳において運動プログラムが生成されるしくみ
・小脳による運動学習機能
・運動の知覚と眼球運動
・空間知覚に関与する中枢神経系機構
・運動学習に関する諸理論
(各項目につき1~2回扱う)
Evaluation Methods and Policy 毎回の授業時に提出するコメントシートの内容と提出状況にもとづき総合的に評価する。
Course Requirements 履修希望者が多数の場合は、抽選により履修制限を行う。
Study outside of Class (preparation and review) 前回までの内容を十分に理解しておくこと。
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