Read in Japanese Classics I
Numbering Code | U-HUM32 24332 LJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | HASEGAWA CHIHIRO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」とは藤原俊成の言葉であるが、歌人や連歌師は、『源氏物語』のどのような言葉・場面に魅力を感じ、その詩想を養ったのであろうか。このような観点から、文安六年(1446)、祐倫の手になる『山頂湖面抄』という源氏物語梗概書を読む。併せて『源氏物語』本文や、それを享受した作例にも触れ、巻ごとに源氏絵を参照する。 |
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Course Goals |
・講義中に取り扱った『源氏物語』本文、及びその梗概書や享受作品の内容を理解し、説明できる。 ・歌人・連歌師による『源氏物語』享受の特色を理解し、説明できる。 |
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Schedule and Contents |
1.『山頂湖面抄』概説・桐壺 2.桐壺・帚木 3.空蝉・夕顔 4.若紫・末摘花 5.紅葉賀・花宴 6.葵・賢木 7.花散里・須磨 8.明石・澪標 9.蓬生・関屋 10.絵合・松風 11.薄雲・朝顔 12.少女・玉鬘 13.初音・胡蝶 14.まとめ 〈学期末試験〉 15.フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
定期試験(筆記)により、到達目標の達成度を評価する。 到達目標について A+:すべての観点においてきわめて高い水準で目標を達成している。 A :すべての観点において高い水準で目標を達成している。 B :すべての観点において目標を達成している。 C :大半の観点において学修の効果が認められ、目標をある程度達成している。 D :目標をある程度達成しているが、更なる努力が求められる。 F :学修の効果が認められず、目標を達成したとは言い難い。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
授業前に『源氏物語』の当該巻を通読しておくとよい。 講義内容の復習。 |
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Textbooks | Textbooks/References |
プリント配布。 |